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【タイ物件】タイ駐在の奥様86人に聞いた!部屋探しのコツ-室内編-

タイ駐在の奥様86人に聞きました!PART2
「物件選びで内覧するにあたり気をつけている所-室内編-」
奥様たちの回答にプロの解説もプラスしてランキング形式でご紹介します!

【出演者情報】

石井エリ(いしい えり)
1991年7月29日生まれ 埼玉とパタヤ出身
日タイハーフ 大学卒業後からタイに本格移住
趣味は海外旅行/美味しい物巡り/動物全般/語学
特技はなんでも楽しめるというマイペンライ精神を持つ。
▶️インスタグラム https://www.instagram.com/eri_thailife.141/

安藤功一郎(あんどう こういちろう)
1981年8月10日生まれ 神奈川県出身
2006年 タイ/バンコクで旅行会社を起業、20億円規模に成長させM&A売却
2012年 東南アジアを中心に不動産事業を展開するDear Life Corporation(ディアライフ)を創業、タイでの住宅仲介件数は10,000件以上
現DLホールディングス株式会社 代表取締役CEO。

田中D(女性、B型)
元テレビ局員(番組制作16年、宣伝プロデュース7年)
AD,FD,AP,ディレクター、プロデューサー、キャスティング、宣伝プロデュースを経験。
タイが好き過ぎて転職を決意。2019年11月にタイに赴任し「テレビと同じクオリティの番組制作」をモットーに日々奮闘中 


物件選びで内覧するにあたり気をつけている所-室内編-


石井タイ駐在の奥様たち86名にアンケートを実施しました・第2弾!
今日は物件選びポイント・お部屋の内装版について、
アンケートを元に不動産会社のプロ・安藤社長に質問していきまーす!

ではTOP10を発表します!

第10位 冷蔵庫の大きさ

タイの物件には:冷蔵庫・洗濯機・TVなどの白物家電は
ほとんどの物件に付いている

安藤:タイの賃貸物件は、基本的に白物家電と言われる冷蔵庫・洗濯機・TVなどは全部物件に最初から付いています。

石井:ええ〜!

タイの家電事情:タイの基準により5段階の評価がされている

安藤:省エネタイプか見る方法ですが、家電に1〜5までのシールが付いているのを見たことがありますか?

石井:見たことあるかも。(アーチ状に)こうなってるやつですよね!

安藤:そうそう!

安藤:この表示は、1が簡単に言うとBADで、5が非常に良いと言う意味です。
あまり4や3では付いていなくて「うちは5ですよ」とアピールする場合についてますが、
ちゃんと国の基準があります。

エアコンなど家電には基本的に全部付いています。
なので、5のシールが付いているかどうか、内覧の時にチェックしていただくといいと思います。

第9位 ベッドルームの大きさ

タイの物件では:各ベッドルームに1つずつ
バスルームが付いているのが基本

石井:ではこのまま行きますよ。第9位は「ベッドルームの大きさ」ですね!

安藤:タイの場合は大体の物件で無駄に広いです。
バスルームが大体ベッドルームに付いていて、
2〜3ベッドルームだとそのベッドルームごとにバスルームが付いているのが基本になってしまいます。

石井:すごいなあ。

安藤ベッドルームが日本より広いという特徴があります。

キング・クイーン・シングルってベッドの違いがよく分かられてない方がいるかと思いますので、
ここで補足をしておきます。

ベッドのサイズ:
キングサイズ = 6ft(約180cm)
クイーンサイズ = 5ft(約150cm)
シングルサイズ = 3.5ft(約105cm)

<※1ft = 約30cm>

安藤:ft(フィート)って複数形になるとフットになるので、6フットのサイズがキングサイズです。

シーツを購入する際は:ベッドの大きさを縦横で測る必要はなく
サイズやフットで伝えればOK

安藤タイの場合ですとベッドが縦横何センチを知る必要はなくて、
6フットですよ、キングですよと言う伝え方をすると店員さんは分かります。
いちいちサイズを何センチか測る必要がないんです。

石井:いいですね!

第8位 シャワーの水圧

水圧をチェックする:入居時に水圧を強くすることは
不可能に近い為、入居前のチェックが重要

石井:では第8位に行きます。8位は「シャワーの水圧」!
水圧についてプロ目線で何かあれば、教えてください。

安藤:大体集合住宅の場合って屋上から水を給水しているのですが、その導線や、給排水の配管の大きさなどによってかなり大きく違ってしまいます。

ただ1つ言えることは、元々弱い水圧の物件に入居してから何らかの工事をして水圧を強くすることはほぼ不可能に近いです。

入居前に水圧をチェックしたほうがいいですね。
入居後に「あまり出ないから故障じゃないか」「もっと強くならないか」と言っても、やっぱり出なかったりします。

第7位 日当たり

タイでは北向きがおすすめ:タイは暑いので北向きのお部屋の方が
電気代を抑えられておすすめ

石井:では第7位にいきます。7位は日当たりです!
日本では南向きが人気と言われているのですが、タイでも人気の方角ってありますか?

安藤タイでは逆に北向きが人気になります。
日当たりがいいお部屋はその分だけ暑いからです!

暑いと部屋を冷やすまでにエアコンの電気代も上がってしまうので、
涼しいお部屋が人気ということになります。

同じ時間、南向きと北向きのお部屋で電気代を比較すると、およそ3割くらい違います。

石井:ええー!裏ワザですね!

第6位 景観が良い

空き地は要注意!?タイは建設ラッシュが続いているので
空き地に新しい物件が建つ可能性が高い

石井:では第6位に行きます。「景観が良い」!
これは分かりやすく、景色が良いか悪いってことですね。

安藤:結構気をつけないといけないのが、隣の敷地が空き地かどうかということですね。

空き地だと当然目の前に建物がないので景色が良いんですが、今タイはすごくバブルで建設ラッシュですので、空き地=これから工事が始まるかもしれない土地、となります。 

工事が始まると粉塵も舞うし音もうるさいので、
隣が空き地だと空き地の時はいいけど、工事などが始まるリスクが高いです。

石井:先を見るとそうなっちゃうんですね。
花火が見えたり、カウントダウンの時におすすめの場所やエリアはありますか?

安藤:そうですね、スクンビット南側・スクンビット24辺りは、日本人の方が多いプロンポンのエリアです。
ちょうどチャオプラヤ川の方に向いている南側のお部屋は、花火が見えます。

石井:そうなんですね!

同率5位 コンロの数・風通し・網戸の有無・バスタブに洗い場が付いている

石井:では次は第5位ですね。第5位が同率でありますのでご紹介します。
「コンロの数」、「風通し」、「バスタブと洗い場が同じところにあるか」、「網戸の有無」ですね。

網戸があるかチェックする:タイでは窓を開ける文化がないため
網戸の有無は要チェック

石井タイって網戸がないマンションが大体主流だと思うんですが、最近は多いですか?

安藤最近やっと網戸が付き始めましたね。

タイではそもそも空気が汚いので窓を開けません。窓を開けて換気をしても換気にならないので、基本的に網戸が付いていません。

ただお掃除の時は換気をしたいということもあると思うので、付いていた方がいいと思います。

何でタイの住宅に網戸が今まで普及していないかというと、そもそも窓を開ける文化がないからです。

第4位 シンクの大きさ

タイのキッチン事情:タイは屋台文化の為、家で料理をする慣習がなく
昔は家にキッチンがなかった

石井:では第4位にいきます。「キッチンのシンクの大きさ」ですね!

田中Dの話を出すと、最近大きい中華鍋を買われたそうなんですが、
シンクが思ったより小さかったのか、お鍋が大きすぎたのか、
シンクに入らず洗えなかったということがあったそうなんですが、よくあることなんですか?

安藤:やはりどうしても今はどんどん部屋の平米数を小さくしていて、
そもそもタイの昔の物件ってキッチンが付いていないんです。

どうしてキッチンが付いていないかというと、タイって屋台文化なのでそもそも家で料理をする風習がないんです。

タイのキッチン事情:タイの文化が影響して、
キッチンがないがしろにされがち

安藤:ですが、外国人向けの物件だとキッチンは付けなければいけないと分かってきて、キッチンを付けるんですけれど、
そもそもそういった文化が根付いているので、キッチンがないがしろにされがちです。

ベッドルームの広さだったりバスルームがゆったりしているとか、そっちに意識が持っていかれがちですが……。

石井:タイの文化も勿論理解はできるんですが、日本人の奥様たちはやっぱりキッチンを重要視していますね。
コンロの数・シンクの数・キッチンの広さ・オーブンの有無・キッチンが独立しているのか・料理をしながらテレビを観られるかどうか、などなど……。

あと、食洗機が付いているのかどうかが疑問です。 

安藤食洗機はほとんどの物件で付いていないです。
これもタイのお国柄なんですけど、メイドさんを雇うのが一般的な国で、水回りの仕事はメイドさんの仕事という認識があります。
そのため、食洗機自体があまり普及していません。

第3位 バスタブ付き

石井:第3位にいきます!「バスタブがあるかないか」ですね。

安藤タイの場合はそもそも暑い国なので、あまりバスタブに入らないというところが結構あります。
水も日本ほど綺麗ではないですね。

バスタブがなくても:タイにはスーパー銭湯や大浴場付きの物件がある

安藤:お湯に浸かって入りたい時は、最近タイにもスーパー銭湯みたいな所が沢山できています。
そういう所に行ってちゃんと綺麗なお水でリフレッシュされて、通常の生活はシャワーだけ、というのもいいかと思います。

石井:非常に参考になりました!

第2位 リビングの大きさ

石井:第2位にいきます!「リビングの大きさ」です!

リビングの内覧ポイント:家具付きなのでソファの形や
ダイニングテーブルの椅子の数も見る

安藤:一番皆さんが気にされるのは、ソファの形がL-shapedというL字型という物です。
足を伸ばせるし寝たりも出来るので、ソファの形も重要かなと思います。

あとはダイニングテーブルの椅子の数ですね。
もちろんご家族分あった方がいいですし、ちょっとお客さんが来た時のために多くあるといいですね。
例えば4人家族だけど、6脚あったらいいなとか。

タイのキッチン事情:メイドさんを雇うタイの文化から
古い物件は独立キッチンが多い

安藤:あとは勿論リビングが広い方がいいのですが、先ほどのお話ででたキッチンと連動して、
キッチンがオープンキッチン・カウンターキッチンという形でリビングと繋がっているのかというのも重要だったりします。

日本では考えられないのですが、タイの場合は水回りはメイドさんの仕事なので、独立キッチンというキッチンが全然違うところにポツンと1個だけあるようなお部屋もあります。
最近の物件にはないんですけど、古い物件はあったりしますので、
おそらく皆さんそれを懸念されているのだと思います。

第1位 収納スペース

石井:じゃあ第1位に行きます!「収納スペース」!
お部屋が狭くても収納が欲しいとか、タイだと文化が違っているので玄関先に下駄箱を置くスペースがあるかという意見が多かったです。

安藤:そうですね、タイではほとんどの物件で下駄箱はないですね。

石井:やっぱりそうなんですね。

下駄箱をチェック:下駄箱の有無や下駄箱を設置できるスペースがあるかチェックする

安藤:下駄箱はあっても少なかったりとかします。
そのため、下駄箱がない前提で買ってきた場合に置けるのかどうかが大事ですね。

あとは本当はいけないのですが共用部の廊下のところに下駄箱を置いても目をつぶってくれる物件と、当然「火事などになった時に危ないので、共用部には置かないでください」という物件もあったりします。

そういう所も含めて、下駄箱を置くスペースがあるかというのは見られた方がいいと思います。

石井:やっぱりそうなんですね!

タイの収納事情:タイには四季がなく衣替えをしない為
日本より収納は少ない物件が多い

安藤:あとは収納の部分でタイと日本の文化の違いを言いますと、そもそもタイって四季がないじゃないですか。
なので寒い時期がないので、冬服をしまう・衣替えをするという概念がないので、
収納スペースも日本の物件と比べるとはるかに少ないです。

石井:なるほど〜。
今回はタイと日本の文化の違いを安藤社長に説明してもらい、かなり勉強になりました!
ありがとうございました!


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