夫のバンコク駐在により、「駐在妻」と呼ばれるようになったという人もいるのではないでしょうか。
駐在妻と聞くと優雅で楽しいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際に駐在が決まってみると、全く知らない土地での生活に不安を抱えることもあるでしょう。
そこで今回は、バンコクの駐在妻に向けて、暮らし方や習い事、仕事や子育てなど、気になる情報を紹介します。夫のバンコク駐在が決まったという方は、ぜひ参考にしてください。
駐在妻とは
そもそも駐在妻とは、駐在員の妻という意味で用いられる通俗的な言い方で、多くの場合はパートナーの海外赴任や海外留学に同行する女性のことを指し、駐妻と呼ばれることもあります。
夫に同行して駐在妻として過ごす場合、海外で一定期間生活することになるため、仕事を辞めて同行するケースが多くみられます。
駐在妻の離職期間は数年から10年以上に及ぶこともあるようです。
タイ・バンコク駐在妻のリアルな暮らしを解説!
バンコク駐在妻のリアルな暮らしとはどのようなものなのでしょうか。
ここからは、バンコク駐在妻の趣味や習い事、仕事や子育てについて、リアルな暮らしを解説します。
これからバンコクでの駐在生活が待っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
タイ・バンコクに住む駐在妻の趣味
バンコク駐在妻に人気の趣味としては、スポーツジムなどでの運動があげられます。
バンコクでは駐在員向けのアパートの設備にプールやスポーツジムがついているケースが多いため、日本ではなかなかできなかった運動にチャレンジする良い機会になります。
いつでも無料で設備を使える物件も多いので、ジムでの運動を趣味にすることで、海外生活も楽しく過ごせるでしょう。
また、離職による仕事のブランクが気になるという駐在妻も多く、帰国後の復職を意識した勉強を行う人も多い傾向にあります。
他にも、バンコクには美味しいカフェやレストランもあるため、カフェ巡りなど新しいお店を開拓することを趣味としている駐在妻も少なくありません。
タイ・バンコクに住む駐在妻の習い事
バンコク駐在妻の中には、習い事を始める人もいます。バンコク駐在妻ならではの習い事としては、タイ料理の教室に通うことや、英語やタイ語学習を含めた語学教室に通うことが人気です。
料理教室では日本では手に入りづらい調味料などを使ったタイ料理を学ぶことができるため、料理のレパートリーを増やせるでしょう。
また、語学教室ではタイ語や英語などを学ぶことができるため、簡単なタイ語の読み書きや会話などができるようになると、バンコク駐在妻としての生活をより楽しめます。
他にも、タイならではのムエタイやヨガ、ズンバ、ルーシーダットンなどの運動を習い事として取り入れたり、タイ式マッサージを学んだりする人もいるようです。
タイ・バンコクでの駐在妻の仕事
バンコク駐在妻にとって、ビザが仕事のハードルになっています。
配偶者ビザではタイで定職に就くことができないため、外国人が働くのに必要な労働許可書とBビザを揃えることで、初めて仕事を探すことができます。
そのため、バンコク駐在妻の中には、在宅やオンラインで日本の仕事を行い、日本円で収入を得ている人もいるようです。
ただし、海外から日本企業の仕事をリモートワークで行う場合でも、居住地であるタイで就労ビザを取得しなければならないケースもあるため注意しておきましょう。
タイ・バンコクでの駐在妻の子育て
バンコクには、安い料金で生活をサポートしてくれる家事や育児の代行サービスがたくさんあります。
そのため、ワンオペ育児になりやすい駐在妻も、バンコクなら子育てがしやすい環境だと言えるでしょう。
バンコクではアヤさんと呼ばれる住み込みの家政婦さんの他、週の回数や時間帯を指定して簡単に雇えます。
アヤさんの基本的なサービスはお部屋掃除や洗い物、アイロン掛けとなり、駐在妻の家事の負担を減らしてくれるので、日本人駐在員の方にも人気。
また、バンコクではサービスアパートと呼ばれる物件があります。
こちらでは家賃にメイドサービスが含まれており、お部屋掃除やゴミ出し、シーツやタオル交換などを任せることができます(物件によりメイドサービスの内容(洗濯やアイロン掛けをしてくれるところもございます)が異なります。
駐在妻がタイ・バンコクに住む上で知りたいこと
タイ・バンコクに住む上で知りたいことはたくさんあるでしょう。
今回はタイ・バンコクの治安・宗教・交通事情について紹介いたします。
ぜひ、日本と異なる点があるため、注意いたしましょう。
タイ・バンコクの治安
タイ・バンコクは比較的に治安が良く、安心して暮らせます。
ただし、日本と同じ感覚で過ごしたら犯罪被害に合う可能性があるため、注意しましょう。
タイ警察がまとめた2022年の犯罪統計によれば、殺人・傷害致死事件(未遂含む)は3,381件、強制性交等事件は1,621件、盗難事件等は24,851件発生しています。
引用:タイ|外務省海外安全情報
日本人がよく被害に遭うのが窃盗・詐欺が多く、対策としては、下記の内容を心がけましょう。
◆夜間の外出・無用な一人歩きを避ける
特にバンコクでは、歓楽街・繁華街・スラム街があるため、少しでも危険だと感じたら避けましょう。
◆日本と同じ感覚で過ごさない
タイ・バンコクは比較的に治安が良いですが、日本に比べたら、犯罪率は高いです。
日頃から気を抜かないで行動しましょう。
◆混雑している場所ではカバンを常に見える位置にする
市場や電車内などの混雑している部分では、スリにあう可能性が高まります。
ポケットや誰でも取りやすい箇所には、貴重品を入れないようにしましょう。
見知らぬ人から英語や日本語で話しかけられた時は、気をつけて対応することが大切です。
随時、治安状況は「タイ危険・スポット・広域情報 |外務省」より最新の情報を確認しましょう。
タイ・バンコクの宗教
タイの大多数の方々は、仏教を信仰しており、仏教の教えを守って生活しています。
少数派ですが、イスラム教・ヒンドゥー教・キリスト教などの宗教を信仰されている方も存在します。
タイにはたくさんの寺院があり、タイで生活すると寺院へ訪れる機会があるでしょう。
その際には、ノースリーブ・短いスカート・ダメージジーンズなどの露出が激しい格好やサングラス・帽子の着用は、男女問わずにマナー違反になるため、訪れる前には必ず服装を確認することが大切です。
寺院内で滞在する際は、男女で手を繋いだ状態で歩くのは好ましくありません。
街中では、僧侶を見かける時もありますが、「女性は僧侶に触れてはいけない」と厳格なルールがあるため、混雑している場所で移動する際は気をつけましょう。
タイ・バンコクの交通事情
タイ・バンコクでも、電車・タクシー・バイクタクシー・トゥクトゥク・バスなどの乗り物が充実しているため、基本的な移動には困りません。
しかし、タイでは頻繁に渋滞が多発しているため、車・バス・トゥクトゥクで移動する際は、必ず時間に余裕を持って移動しましょう。
基本的には、電車で移動することを推奨します。
タイへ駐在妻として行く前に確認したいこと
駐在妻としてタイへ移住する前に確認するべき内容がいくつかあります。
引越し直前にトラブル発生を防ぐためにも、必ず確認しましょう。
各種手続きは、時間がかかるケースもあり、早めに申請が大切です。
タイへ住む上で必要なビザの手続きする際には注意が必要
ビザ申請のガイドライン|在福岡タイ王国総領事館によると、最短で3日間かかり、書類の不備が理由で申請に時間がかかる可能性があるため、渡航日の約3週間前までには、申請することをおすすめします。
タイには様々なビザの種類があり、会議を含んだビジネス・教師が該当する「ノンイミグラントB ビザ」やタイで働く外国人の配偶者や扶養家族「ノンイミグラントO ビザ」があります。
該当するビザによっては、申請方法が異なる場合があるため、タイへ就労する家族が勤務している会社に確認しながら申請を進めるのを推奨します。
タイは家具や家電付きの物件が多い
タイは家具や家電付きの物件が多いため、引越しの際には大きな家具や家電を持っていかなくても大丈夫なケースがほとんどです。
物件にもよりますが、主に下記の家具や家電が置いてあります。
<家具>
- ベッド
- ダイニングテーブル
- 椅子
- ソファ
- 机など
<家電>
- テレビ
- オーブン
- 冷蔵庫など
また、プール・サウナ・ジムなどの充実した共有スペースも多く存在します。
引越す前に、タイへ住むお部屋に設置している家具や家電を確認してみましょう。
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タイの銀行口座を開設する準備をする
タイでスムーズにお金を下ろして使えるためにも、タイの銀行口座を開設するのをおすすめします。
すぐに申請できるように、日本に住んでいるうちから手続きで必要な書類などの準備と使いたい銀行をチェックしましょう。
手続きに時間がかかるケースがあるため、現地到着後、早めの申請手続きが大切です。
日本語でサポートしている銀行は下記の銀行です。
- バンコク銀行
- カシコン銀行
- アユタヤ銀行
ただし、一部日本語でサポートしていない支店もあるため、事前に調べておきましょう。
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ここだけで紹介している、タイ駐在中の奥様の声もご紹介しているので、ぜひご覧ください。
バンコク駐在妻の暮らし方、趣味や習い事、仕事、子育てなど徹底解説!|まとめ
バンコクはタイで最も日本人が多い都市です。
日本人駐在員に向けた住居も多く、他のバンコク駐在妻にも出会いやすい環境でもあるでしょう。
慣れない海外生活は不安が多いものですが、趣味や習い事などを始めることで同じ駐在妻の
知り合いも増え、駐在生活を楽しめるようになるのではないでしょうか。
夫のバンコク駐在が決まり、バンコクで住む家を探すときは、日本人スタッフが対応する
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