タイのコンドミニアムは、タイ人だけではなく、外国人が投資目的で購入するケースも多く見受けられます。
また、タイへの移住に伴い、コンドミニアムを購入したいという方もいるでしょう。
そこで今回は、タイのコンドミニアムを購入する方法、価格相場や外国人向けの注意点などを分かりやすく解説します。
タイのコンドミニアムとは
タイのコンドミニアムとは、部屋ごとに個人オーナーが所有する物件のことで、日本でいう分譲マンションとお考えいただくのが適当です。
プールやジムなどが完備されていている物件が多く、優雅なタイライフを送ることができます。そのため、投資物件としても人気が高いです。2023年現在、タイでは高架鉄道(BTS)や地下鉄(MRT)などが延伸されていて、新しい駅の周りにはすぐにコンドミニアムの建設がはじまり建設ラッシュとなっています。
タイでは外国人の土地購入が法律で禁止されているため、居住用としてはもちろん、外国人の投資対象としてもコンドミニアムが購入されています。日本人だけではなく、中国人やアメリカ人、フランス人やイギリス人など、さまざまな国籍の人が所有しているのが特徴です。
借り主が日本人の場合、やはり、同じ国籍である日本人の方ほうが安心感があるため、日本人オーナーの需要も高いです。
タイのコンドミニアム所有者の国籍については、以下の記事で詳しく紹介しています。
タイのコンドミニアムの相場
タイのコンドミニアムの価格はエリアや広さ、間取り、築年数などの条件によって異なります。
日本円で500万円程度から購入できるコンドミニアムもあれば、1億円を超えるものまで、幅広い物件が販売されています。
RENOSYタイランドが取り扱う不動産・コンドミニアム一覧は、こちらです。
タイのコンドミニアムを購入する方法
タイのコンドミニアムを購入する方法、具体的な流れや手順は以下の通りです。
購入目的を明確にする
タイのコンドミニアムは、居住用なのか投資用なのかによって、物件の選び方が異なります。
投資用としてタイのコンドミニアムを購入する場合は、ターゲット層を設定したうえで、エリアや間取り、周辺環境や交通アクセスにも注目することが大切です。
将来的な移住を検討している場合は、自身が居住する可能性も考慮して、住みたい物件を探しましょう。また、タイでどのような生活をしたいのか、ライフスタイルを加味した物件探しが必要です。
物件を探す
タイのコンドミニアムは、新築と中古(リセール)の2種類があります。
新築物件の場合は、竣工の前に売り出しが始まるプレビルドが一般的です。
外個人投資家にも人気が高く、新築コンドミニアム物件のリリース情報にはたくさんの人が注目しています。
ただし、プレビルド物件は完成までに数年かかるため、すぐに入居したり、貸し出したりすることはできません。開発会社によっては、資金難で建設が頓挫してしまうこともあるので、信頼できる開発業者を選ぶことが重要です。それはまた、コンドミニアムの品質にも直結するので慎重に選ぶことをお勧めします。
すぐにでも利用したい場合は、完成済みの新築・中古物件を中心に探すのが良いでしょう。
また、タイのコンドミニアム探しでは、エリアに注目することも重要です。
例えば投資用不動産として購入する場合、日本人駐在員向けならバンコクのプロンポンやトンロー、シラチャなどが人気です。
セカンドライフを楽しみたい外国人移住者向けのコンドミニアムであれば、チェンマイやパタヤなどがお勧めです。
居住用・投資用に限らず、近年、冠水エリアが広がっている地域もあります。物件を探す際には、雨季にも必ず現地調査を行うことが大切です。また、そのような情報を仲介業者へ確認されるのも良いでしょう。
内見の予約
気になるコンドミニアム物件を見つけたら、内見を予約しましょう。
内見なしで購入することもできますが、実際に訪れることで、写真や図面だけでは分からない雰囲気や周辺環境などを確認することができます。
RENOSYタイランドでは、日本人スタッフがお車でコンドミニアムへご案内します。タイへの渡航が初めての方、土地勘のない方でも安心してご利用いただけます。
また、タイへの渡航が難しい場合は、日本からのオンライン内見も可能です。
予約金の支払
タイでコンドミニアムを購入する際は、申込と予約金の支払を同時に行います。
人気の物件は空室の変動が激しいため、気に入った物件は早めに確保しておきましょう。
予約金の条件や料金は物件によって異なります。新築・プレビルド物件では販売価格の1%程度、中古(リセール)物件では販売価格の10~20%が目安です。
売買契約の締結
タイの不動産売買で使用する契約書は、英訳がついている場合もありますが、原則としてタイ語です。仲介業者がサポートしてくれるので、内容をしっかりと確認したうえで締結するようにしてください。
売買契約締結と同時に、残金の支払を行うのが一般的です。
ただし新築(プレビルド)物件の場合は未完成の状態なので、頭金として購入価格の10~20%を支払い、購入価格の20%程度を完成するまでの期間に分割で支払い、残りは物件の完成間際に支払うケースが一般的です。
決済・引き渡し・登記
決済が完了した後は、物件の引き渡しを行います。
鍵や書類を受け取り、指定の土地局で登記手続きを行いましょう。
タイのコンドミニアムは、新築物件であっても、引き渡しのタイミングで不具合やトラブルが見つかるケースは珍しくありません。
しっかりと確認したうえで、問題があれば修繕を依頼してください。
このようなトラブル回避のためにも、信頼の置ける仲介業者が重要です。RENOSYタイランドでは、安心して購入いただけるようにサポートさせていただいています。
投資用物件の場合、物件の引き渡しと登記が完了したら、次はお部屋へのご案内など入居者の募集が必要となります。
入居者が見つかった後は、賃貸借契約の締結、入居手続きや家賃の回収など、さまざまな業務が待っています。
RENOSYタイランドでは、投資家のみなさまに代わって賃貸管理に関わる以下の業務を代行しています。
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- 入居者募集
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- 賃貸借契約の締結
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- 家賃の集金・送金
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- 入居・退去手続き
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- 設備の故障・アフター対応
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- 空室時の室内清掃
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- 室時の水道光熱費・管理費の精算
タイのコンドミニアムを購入したいけれど、賃貸管理に手間はかけられないという方は、ぜひRENOSYタイランドにご相談ください。
タイのコンドミニアムを購入するときの注意点
タイのコンドミニアムを購入する場合、いくつか注意しなければいけない点があります。
外国人の所有割合は49%以下
外国人による土地所有が認められていないタイでは、コンドミニアム1棟に対する所有割合も、タイ人51%以上、外国人49%以下と定められています。
所有割合が上限間際の場合、購入できなかったり、転売できなかったりする可能性もあるため注意が必要です。
購入資金は海外送金
外国人がタイでコンドミニアムを購入する場合、購入代金は海外送金で支払う必要があります。タイの銀行に自身の口座を開設したうえで、日本の銀行から送金しましょう。
海外送金で注意したいのが、送金手数料と為替変動です。購入代金全額を送金したつもりでも下回ってしまうケースがあるため、少し多めに送金しておくと安心です。
住宅ローン・投資ローンは組めない
日本の金融機関の場合、海外不動産の購入資金は、住宅ローン・投資ローンの対象外となるのが一般的です。
ローンを組むのは難しいと考えたほうが良いでしょう。
タイ国内で外国人向けの住宅ローン等を提供する金融機関もありますが、審査は厳しい傾向にあります。
外国人に住宅ローンを提供する金融機関では、UOBタイや中国工商銀行(ICBC)タイなどが有名ですが、万が一組めたとしても、タイ人が利用する住宅ローンにくらべて融資条件をはじめ、金利なども厳しくなることがあります。
購入代金以外にかかる費用
タイのコンドミニアムを購入する際、購入代金以外に、登記費用や仲介手数料などの諸経費がかかります。移転登記料(土地局評価額の2%)は、売主と買主で折半することが多く、個人間売買の場合は、値引きと称して売り手側が負担することもあります。
売買のときに所有者が5年以内に売却する際に生じるSpecial Business tax 特別事業税は、基本的に売主が支払うのでここでは割愛しますが、個人間売買の場合は、要求してくる可能性もあるので確認が必要です。
印紙税は、物件価格の0.5%ですが、Special Business tax 特別事業税を払う際には課税されません。所有者が5年以上保有する中古などを購入する際には、印紙税がかかるので、その際は売主負担なのか、折半なのか確認する必要があります。
維持費としては、管理費や水道光熱費、固定資産税なども必要です。
設備等に不具合があった場合も、修繕費はオーナー負担となるので、一定のランニングコストがかかる点は理解しておきましょう。
RENOSYタイランドでコンドミニアムを購入いただく場合、自社物件であれば仲介手数料は無料となります。
気になる物件があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
タイ/バンコクの不動産投資・購入ならRENOSY Thailand(リノシータイランド)
最後に
タイのコンドミニアムは、移住のための居住用や投資用として、外国人が購入するケースも多いです。ただし、タイでの不動産購入には注意しなければいけない点も多いため、信頼できる仲介会社を見つけることが何よりも大切です。
RENOSYタイランドでは、タイ国内に存在するすべての物件のご提供が可能です。
タイのコンドミニアム購入をご検討の方は、ぜひご相談ください。