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タイの賃貸の退去費用はどのくらい?退去の流れも解説

タイの賃貸の退去費用はどのくらい?退去の流れも解説

タイにお住まいで、これから引っ越しを考えている方は退去費用がどのくらいかかるのか気になる方は多いのではないでしょうか。

タイの賃貸の退去費用は家族構成や物件種別、修繕箇所で異なります

さらに、事前に退去の連絡をしておかないとデポジットが返金されないため、退去までの流れやタイミングを知っておきましょう。

この記事ではタイの賃貸の退去費用について詳しく解説します。退去をするまでの流れや退去告知期間についても解説しているため、ぜひ参考にしてください。

タイの賃貸の退去費用

タイの賃貸の退去費用

タイの賃貸の退去については事前に賃貸の契約をする際にチェックしましょう。

タイでは賃貸契約をする際に、多くの物件で家賃2カ月のデポジット(保証金)を預けなければなりません

タイの賃貸の退去費用はデポジットから清算されることが多いですが、超過した分に関しては借主の負担です。

特にタイの賃貸の退去費用は退去告知期間と自己都合での退去に関して注意が必要です。

退去告知期間に注意

タイでの退去告知期間は物件によって異なりますが、おおむね30日・60日・90日前が目安になっています。

退去告知期間を守らずに退去をすると、本来なら返金されるデポジットが没収されてしまいます。

そのため、タイの賃貸の退去を考えている方は、契約書を確認してください。

自己都合での退去

タイの賃貸の契約によっては契約更新のタイミングではない、自己都合での退去はデポジットが没収されてしまうことがあります

そのため、自己都合の場合でも契約更新のタイミングで退去するのがおすすめです。

会社都合の場合にはデポジットが没収されないこともあります。

まずは退去の際には、不動産仲介会社に連絡をしてデポジットが没収されないか相談してみましょう。

タイの賃貸物件種別の退去費用は?

タイの賃貸物件種別の退去費用は?

タイの賃貸物件の種類によって退去費用が変わってしまうことがあります。

タイの賃貸物件種別は以下の通りです。

  • アパート
  • サービスアパート
  • コンドミニアム

ここからはそれぞれの特徴と退去費用について解説します

アパートの場合の退去費用

タイのアパートを退去する際には備品の確認や修繕箇所のチェックをします。

タイの賃貸物件は家具家電が備え付けられている物件が多いため、アパートの家具や家電は特にチェックをされます。

基本的にきれいに使っていれば10,000バーツほどに収まることが多いです。

サービスアパートの場合の退去費用

サービスアパートは受付やメイドさんなどの付加価値が付いているアパートです。

そのため、メイドさんが自室の状態をチェックし、不具合の対処をしてくれるため、サービスアパートから退去する際の修繕費用が請求されることはほとんどありません。

備え付けの備品を失くしてしまった場合には請求がされることもありますが、デポジットで収まる費用です。

コンドミニアムの場合の退去費用

コンドミニアムの場合、必ず清掃費用が退去費用として発生すると考えておきましょう。

特にコンドミニアムはオーナー次第で退去費用が異なるため、事前に契約書を確認する必要があります。

コンドミニアムとアパートは退去費用がそれなりに発生すると考えていいでしょう。

ですが、退去費用が賃料の10%を超えている場合、信頼できる不動産仲介会社に相談してみましょう

タイで移住をする方や投資に興味がある方にとってはコンドミニアムの購入を視野に入れている方も多いです。日本人がオーナーの物件は入居者も安心して暮らしを過ごせるからです。

下記の記事にはコンドミニアムを購入したい方に向けて詳しく解説しているため、ぜひチェックしてみてください。

バンコクのコンドミニアムを購入しよう!選び方や注意点、おすすめ物件を紹介

家族構成で退去費用が変わる?

家族構成で退去費用が変わる?

基本的に家族構成で、単身者よりも子ども連れの方が比較的多く請求されると考えておきましょう。

ペットを飼っているとさらに高額な退去費用を請求されることがあります。

ここからは家族構成ごとの退去費用について解説していきます。

いずれもきれいにお部屋で暮らしているときの退去費用として、参考にしてください。

単身赴任の場合の退去費用

単身赴任の方の退去費用は0〜5000バーツが相場です。

タイでの退去費用はデポジットから差し引かれるため、デポジットの金額に収まっていれば追加の自己負担はありません。

そもそも単身赴任の方の多くは1LDKのお部屋に暮らしていることが多いため、退去費用もそこまでかからない傾向にあります。

ご家族の場合の退去費用

ご家族でタイで暮らしている場合の退去費用は0〜25,000バーツが相場です。

ご家族で暮らすには2LDKや3LDKで暮らす必要があるため、結果的に退去費用が高額になってしまうケースが存在します。

退去費用は備え付けの家具家電の損傷や壁の張替が必要なことで発生しますが、誰の責任なのか引き渡しの際には交渉をしましょう。

ペットがいる場合の退去費用

ペットがいた場合には15,000〜30,00バーツ以上の退去費用を請求されることもあるため、退去費用がどのくらいかかるか不動産仲介会社に相談してみましょう。

タイでの退去費用は家賃の10%以内で収まることが多いですが、家族構成によっても費用が異なる傾向にあります。

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タイの賃貸の退去の流れ

タイの賃貸の退去の流れ

タイの賃貸の退去の流れを知っておくことで、安心して退去する事が出来ます。

タイの賃貸の退去の流れは以下の通りです。

  1. タイの不動産仲介会社に連絡をする
  2. 解約届の記入
  3. 退去日の決定
  4. 電気、水道などの解約手続き
  5. 賃貸物件の原状回復
  6. 引き渡し、修繕箇所のチェック
  7. 清掃費・修繕費の決定
  8. デポジットの返金

ここからはタイの賃貸の退去の流れについて詳しく解説をします。

1.タイの不動産仲介会社に連絡をする

まずはタイの不動産仲介会社に退去の連絡をしましょう。

具体的な退去をしたい日程など不動産仲介会社が賃貸のオーナーに連絡をして、退去のやりとりを進めてくれます。

タイの賃貸の退去をしたいときには、退去告知期間内に連絡をすることで、デポジットの返金などトラブルが発生しません。

そのため、タイの賃貸の退去をしたいときにはなるべく早く不動産仲介会社に連絡をしましょう。

タイで引っ越しをしたい際には事前に不動産仲介会社に連絡をすることも大切ですが、次の住まいを見つける必要があります

退去の準備を進めながら次の賃貸物件を探すようにしましょう。

2.解約届の記入

タイの賃貸の退去の連絡を不動産仲介会社に連絡をしたら、解約届の記入をしましょう。

賃貸物件のオーナーに提出する解約届には基本的に以下の必要事項を記入します。

  • 退去日時
  • 退去理由
  • 会社都合の場合には会社からの証明書類
  • デポジット返金先の講座

解約届に記入をしたら期日まで(退去30日前まで)に返送しましょう。

3.退去日の決定

解約届をオーナーに送ってから具体的な退去日を決定しましょう。

退去の際には物件のオーナーや不動産仲介会社が立ち合いをして、修繕個所のチェックをしていきます。

退去日までに原状回復を進める必要があるため、事前に退去日の候補は複数日候補を挙げるようにしましょう。

4.電気、水道などの解約手続き

退去日が決定をしたら電気、水道などの物件で契約をしているものの解約手続きをおこないましょう。

不動産仲介会社も相談に乗ってくれるため、退去日までに解約手続きを進めましょう。

日本人が対応している業者もありますが、基本的には英語やタイ語での解約手続きです。

5.賃貸物件の原状回復

タイの賃貸は家具家電のついている物件が多く、それらも含めて床や壁などの原状回復を進めましょう

原状回復のできない家具家電の破損は弁償をすることがありますが、オーナーが判断をすることが多いです。

そのため、オーナーによって清掃費や修繕費が変動する事があります。

RENOSY Thailandでは不当請求の起こる物件は紹介していないため、ご安心ください。

6.引き渡し、修繕箇所のチェック

退去日には借主、オーナー、不動産仲介会社が立ち合いをして引き渡しをします。

基本的には日本語に対応している不動産仲介会社が通訳をしてくれますが、オーナーと直接契約をしている方はタイ語・英語での不備の説明が必要です。

チェックをした内容を元に、各箇所の修繕費の見積もりをだしてくれます。

基本的には賃料の10%を超える請求はされず、超える場合には重過失がある場合です。

RENOSY Thailandからご契約をいただいた方は、これまで退去の際にオーナーと揉めずに納得のいく退去をされています。

7.清掃費・修繕費の決定

清掃費・修繕費の決定は後日、オーナーから連絡が来ます。

清掃費・修繕費で疑問に感じることがある場合には、不動産仲介会社に相談をしてみましょう。

この清掃費・修繕費はデポジットから差し引かれます

8.デポジットの返金

契約更新のタイミングや会社都合の場合、デポジットとして預けている2カ月分の家賃から清掃費・修繕費を差し引いた金額が返金されます。

自己都合の場合、契約によってはデポジットが没収されますが、不動産仲介会社が交渉をしてくれることがあります。

オーナーによって退去費用が変動してしまうため、入居する前から契約書の確認を不動産仲介会社と行うようにしましょう。

タイの賃貸の退去費用はどのくらい|まとめ

今回はタイの賃貸の退去費用について解説をしました。

基本的に退去費用は賃料の10%以上を取られることはありませんが、過失がある場合自己負担をしなければなりません

タイの賃貸物件によって退去費用も異なるため、タイで住居を探している方やこれからタイ国内で引っ越しを検討されている方は不動産仲介会社選びが大切です。

RENOSY Thailandはタイの住まいのプロフェッショナルとして、お客様のご要望に合わせた物件を紹介させていただいています。

さらに、RENOSY Thailandは全物件で補填サービスがついています

RENOSY Thailandから物件をご契約いただいた方限りで、ご退去時に修繕費などを請求される費用を弊社がご成約金額の10%負担にいたします。

タイでの退去の際には賃料の10%以上を請求されることはほとんどないため、お客様はご負担がないまま退去していただくことが可能です。

入居から退去まで徹底的にサポートをしていくRENOSY Thailandに、ぜひご相談ください!

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