バンコクの市場に行こう！おすすめ市場の特徴や魅力を紹介

バンコク市内にはさまざまな市場があり、地元の人はもちろん、観光客にも非常に人気があります。常設されている市場もあれば、夜だけなど不定期で開催されているところもあります。

バンコクの市場は、買い物はもちろん、地元の人との交流も楽しめる貴重な場所なので、バンコクに駐在して覚えたてのタイ語を試してみたいという方にもおすすめです。

そこで今回は、バンコクの市場の魅力、おすすめしたい市場やそれぞれの特徴について紹介します。

目次

1. バンコクの市場とは
2. バンコクのおすすめ市場7選
3. 最後に

バンコクの市場とは

日本語で「市場」というと、朝早くに魚介類や果物などを売っている場所を想像される方も多いでしょう。

もちろん、バンコクにも魚介類や果物を販売する市場はたくさんありますが、それだけではありません。バンコクにある市場では、生鮮食品はもちろん、洋服やアクセサリー、雑貨やデザートなどさまざまな商品が販売され、家の近所で気軽に買い物を楽しめる場所として地元の人に古くから愛されているのです。

バンコクにはたくさんの市場があり、市場ごとに取り扱われている商品や雰囲気が異なるので、バンコクに駐在したらぜひ市場巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

バンコクのおすすめ市場7選

バンコクにはさまざまな特色を持つ市場がたくさんあります。

続いては、バンコクにある市場の中から、特におすすめしたい場所を7つピックアップして紹介します。

パーク・クローン花市場

パーク・クローン花市場は、チャオプラヤー川沿いにある生花市場です。

通りの両脇に100軒ほどの花屋が並んでおり、生花市場としてタイでも最大の広さを誇っています。

蓮の花やジャスミン、蘭などのタイらしい花たちや寺院へ供えるための花飾り（プアンマーライ）はもちろん、野菜や果物が購入できるのも嬉しいポイントです。花々の美しさに触れながら、心ゆくまでショッピングを楽しむことができるでしょう。

インジャルーン市場

バンコク郊外にあるインジャルーン市場は、総面積15,000平方メートルを誇る最大の私設市場です。野菜や肉、魚、お米、調味料、果物といった食料品を中心として、衣料品や雑貨などあらゆる商品が販売されています。

バンコク中心部よりも品物の価格が安く、新鮮なものが手に入るので、1日2万人のお客さんが集まる大人気の市場です。料理教室やフードコート、フリーマーケットも併設されていて、料理教室では本格的なタイ料理を習うことができます。

オートーコー市場

オートーコー市場は、タイの農業協同組合(オートーコー)が経営しており、タイ各地から選りすぐりの生産物が集まる人気市場です。広々として清潔感のある建物の中に、野菜や果物、肉、魚介類、乾物、お米、お菓子などを扱う店舗がずらりと軒を連ねています。

いずれの商品も値段は高めですが、季節先取りの野菜や高級果物などの信頼できる商品が多いということで、地元の人に広く愛されています。また、市場内にはフードコートもあり、テイクアウトも可能です。

パフラット市場

パフラット地区は、活気があるインド文化を体験することができるユニークな地区です。

そんなパフラットにあるパフラット市場では、タイの伝統衣装を含めさまざまな国の伝統衣装や生地が販売されています。

タイシルクやインドシルクといった種類豊富な布地を扱う裁縫道具店や、インドのアクセサリーやお香、エッセンシャルオイルを扱うお店などが軒を連ねており、インド料理に欠かせないスパイスや食材を扱うお店もあります。

また、市場の横のインド人街「リトル・インディア」では、本場のインド料理も味わえます。

サンペン市場

サンペン市場は、バンコク市内のチャイナタウンエリアにある市場です。

卸売りがメインで、日用品や雑貨、アクセサリーなどのお店が細かい路地にたくさん並んでいます。まとめ買いが基本なので、ご友人やご家族へのお土産のまとめ買いにおすすめです。

個性豊かな雑貨を取り扱っているお店が多く、見ているだけでも楽しいので、散策をするのにも良いでしょう。

バンラック市場

バンラック市場は、タイで最初の舗装道路であるチャルーンクルン通りに面した歴史ある市場です。

バンコク王朝ラーマ4世（1868〜1910）時代にはこの地区に欧米人が多く住んでおり、バンラック市場は欧米人の台所としての役目を果たしていました。

現在は規模が縮小され、生鮮食料品数十軒だけが残る形となっていますが、市場の入り口や大通り沿いで老舗の中華食堂やお菓子店などが営業しており、地元の人によく利用されています。

タリンチャン水上マーケット

タリンチャン水上マーケットは、バンコクのタリンチャン市内にあるチャックプラ運河沿いで開かれている水上マーケットです。週末と祝日にあたる月曜日・金曜日のみの営業となっています。

地域の住民がボートを使って運んだ品物を、ボートの上で販売するというユニークなスタイルの市場です。買い物はもちろん、運河沿いの雰囲気を楽しめるロングテールボートでの遊覧などのアクティビティも楽しめます。

最後に

バンコクには特色豊かな市場がたくさんあり、買い物や散策を楽しむことができます。

タイの市場は日本とは雰囲気が異なるため、最初は戸惑うかもしれませんが、駐在中には食料品や日用品の買い出しに利用してみても良いでしょう。

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