タイは発展途上国でありながら、ビジネスや観光などアジアでも注目されている国です。
中でも首都のバンコクは、日本人が5万人近く住んでいるとも言われています。
そして、タイへの旅行や駐在では、生活インフラを整えるためにも銀行口座の開設が欠かせません。
今回は、タイでおすすめな大手の銀行を5つ紹介します。
口座を開設するのに必要なものや、実際に行う際のステップも開設しますので、駐在や渡航予定のある方は目を通しておきましょう。
タイの銀行はどこを選んだらいい?
タイでおすすめな銀行は、以下5つです。
- バンコク銀行
- クルンタイ銀行
- サイアム商業銀行
- アユタヤ銀行
- カシコン銀行
それぞれの銀行の特徴や、おすすめポイントを解説します。
バンコク銀行
バンコク銀行は、資産規模でタイ最大手の実績を誇る大手銀行です。
アジア全体で見てもTop10にランクインしており、国内に1,000以上の店舗を持ちます。
日本の東京、大阪にも支店を持つので、タイと日本の都市部を行き来する方にもおすすめです。
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クルンタイ銀行
クルンタイ銀行は、タイ国内で資産規模3位の商業銀行です。
タイの財務省が全体における56%の株式を所有しており、国家公務員の給与支払いにも使われています。
日本語対応のコールセンターもあるので、英語に自信がない方にもおすすめです。
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サイアム商業銀行
サイアム商業銀行は、資産規模2位の王室系商業銀行です。
国内で700以上の支店数を誇り、アジアでも中国やベトナム、ラオスといった地域にサービスを展開しています。
日本の支店は2024年1月時点でないので、東南アジアでのビジネスに関わる方におすすめです。
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アユタヤ銀行
アユタヤ銀行は、タイ国内で資産規模5位を誇る華僑系商業銀行です。
2017年に三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)から買収されて以来、日本人向けのサービスにも定評があります。
国内に三菱UFJ銀行の口座を持つ方なら、渡航前に銀行口座の予約もできるのでおすすめです。
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カシコン銀行
カシコン銀行は、日本を含むアジアの方々にとって使いやすい華僑系商業銀行として有名です。
国内に800以上の支店を持ち、中には日本語など様々な言語に対応できるスタッフを常駐させているところもあります。
LINE上で口座開設や現金の振り込みができるサービスも行うなど、テクノロジーにも強みを持つ大手銀行です。
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タイで銀行口座を開設するのに必要なもの
タイで銀行口座を開設するには、以下3つが必要です。
- パスポート
- 労働許可証
- 長期滞在ビザ
一つでも欠けると銀行口座を開設できないので、忘れないように気をつけましょう。
パスポート
タイで銀行口座を開設するには、パスポートが欠かせません。
コピーではNGなので、銀行口座の開設時には必ず原本を持っていきましょう。
労働許可証
タイにおける銀行口座の開設には、労働許可証も必要です。
銀行へ行く前に、所属する企業から必ず労働許可証をもらっておきましょう。
長期滞在ビザ
労働許可証がない場合、長期滞在ビザでも銀行口座の開設が可能です。
観光目的の短期滞在ビザでは、銀行口座を開設できないので注意しましょう。
タイの銀行に口座を開設するまでの流れ
タイの銀行に口座を開設するまでの流れは、以下の通りです。
- まずはタイの日本国大使館へ行って手続きする
- 口座を開設する銀行の窓口へ出向く
- 口座を開設したいと英語で伝える
- 各種手続きを進める
それぞれのステップにおけるポイントも開設します。
まずはタイの日本国大使館へ行って手続きする
タイの銀行へ行く前に、まずは日本国大使館へ行って手続きを行いましょう。
日本国大使館では、タイでの銀行口座開設に必要な戸籍記載事項証明を取得できます。
戸籍記載事項証明がないと、どこの銀行へ行っても講座を開設できません。
必ず事前に手続きを行いましょう。
口座を開設する銀行の窓口へ出向く
日本国大使館で戸籍記載事項証明を取得したら、銀行へ行って口座開設を行います。
銀行口座の解説では、戸籍記載事項証明のほかにパスポートが必要です。
確実にタイの銀行口座を作るためにも、忘れずに持っていきましょう。
口座を開設したいと英語で伝える
銀行へ着いたら、受付のスタッフに英語で口座を開設したいことを伝えましょう。
タイは観光客や外国人のビジネスマンも多いので、アジアの中でも比較的英語が通じます。
英語に自信がない方は、事前にメモを準備したり、翻訳アプリを活用したりするのもおすすめです。
各種手続きを進める
口座開設の受付が済んだら、スタッフの指示にしたがって口座開設を進めます。
口座開設には手数料がかかることもあるほか、現地の文化としてチップを渡すことが推奨されています。
タイの銀行へ口座開設に行くときは、少量でも良いので現金を持っておきましょう。
タイの銀行口座を開設した後の注意点
タイの銀行口座を開設したあとは、以下のポイントに注意が必要です。
- 日本からタイの銀行へ1回で送金できる限度額を知っておく
- ATMでお金を下ろす時は周りに注意する
- ATMで一定時間カードを入れっぱなしにすると吸い込まれる
思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、それぞれのポイントをしっかり押さえておきましょう。
日本からタイの銀行へ1回で送金できる限度額を知っておく
日本からタイの銀行へ1回で送金できる限度額は、49,999 THB(バーツ)です。
日本円に換算すると、おおよそ207,400円となります。
タイで高額な買い物をする予定がある方は、複数回に分けて日本円をタイの通貨に換金しましょう。
クレジットカード払いに対応している施設も多いので、うまく使い分けてくださいね。
ATMでお金を下ろす時は周りに注意する
ATMでお金を下ろす時は、日本国内以上に周りの視線や人々の動向に注意が必要です。
タイは親切な人が多いものの、治安はまだまだ良いとは言い切れません。
「ふと目を離したすきにお金を盗まれた」なんてことがないよう、タイのATMでお金を下ろす時は、細心の注意を払いましょう。
ATMで一定時間カードを入れっぱなしにすると吸い込まれる
タイのATMに一定時間カードを入れたまま放置すると、機械に自動的に吸い込まれてしまいます。
これは防犯対策として行われているタイの銀行の施策ですが、事前に知っておかないとパニックになりかねません。
万が一ATMにカードを吸い込まれても、問い合わせ先が各銀行の公式サイトに記載されています。
しかし、駆けつけたスタッフと英語が通じる保証はないので、タイのATMでは用事を速やかに済ませましょう。
タイの銀行は大手5社がおすすめ|まとめ
タイで銀行口座を開設するなら、歴史のある大手5社がおすすめです。
どの銀行も国内に多くの支店を持つ、運営実績のあるサービスを売りにしています。
外国人でも親身に対応してくれる銀行も多いので、タイで銀行口座を作りたい方は、それぞれの公式サイトをチェックしましょう。
RENOSY Thailandでは、日本人がタイに長期滞在するのに必要な準備や生活のサポートを行っています。
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