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TDAC(タイデジタル到着カード)の登録が義務化!取得方法は?

TDAC(タイデジタル到着カード)の登録が義務化!取得方法は?

2025年5月1日から、タイに入国する際にTDAC(Thailand Digital Arrival Card:タイ デジタル アライバル カード)が必要となることはご存じですか?

今回は、タイに入国するすべての外国人渡航者に登録が義務化されるこのTDACについて、取得方法や場所、必要書類などの詳細を解説していきます!

タイへの旅行を考えている方や、仕事などで頻繁に訪れるという方はぜひチェックしてみて下さい!

目次

  1. TDAC(タイデジタル到着カード)とは?
  2. TDAC(タイデジタル到着カード)の取得方法や必要な情報
  3. TDAC(タイデジタル到着カード)に関するよくある質問
  4. タイの入国の際に必要なものは?
  5. まとめ TDAC(タイデジタル到着カード)を取得しておこう

TDAC(タイデジタル到着カード)とは?

タイの飛行機

TDACとは、Thailand Digital Arrival Card(タイ デジタル アライバル カード)の略で、タイに入国する際に必要となるデジタル形式の入国カードのことです。

以前はタイに入国するために紙のカード(TM.6)が必要となっており、飛行機内で記入して到着後に提出する仕組みとなっていましたが、2022年7月からは廃止されていました。

2025年5月1日からは事前にオンラインで情報を登録する形式のTDACを使用して入国手続きを行うことで、スムーズに入国ができるようになります。

TDAC(タイデジタル到着カード)の登録が必要となる人は誰?

TDACの登録は、空路・陸路・海路でタイに入国する「タイ国籍を有しないすべての外国人」に必要となります。

あらかじめ登録しておく必要があるので、スムーズにタイへの入国手続きを行うためにも準備しておきましょう。

なお、タイで入国審査を通過しないトランジットのみの人や、ボーダーパス(国境通行証)を使用してタイに入国する一部の近隣国住民のみTDACへの登録が不要です。

TDAC(タイデジタル到着カード)の登録場所はどこ?

TDACの登録は、タイ入国管理局が提供する専用ウェブサイトにアクセスし、オンラインでフォームに記入して行う仕組みとなっています。

ウェブサイトのトップ画面は英語ですが、日本語にも対応していますので安心してください。

2回目以降は「入国記録カードの更新」で入国情報のアップデートができます。

TDAC(タイデジタル到着カード)の取得方法や必要な情報

空港で案内されている人

TDAC(タイデジタル到着カード)取得には、専用のウェブサイトにアクセス後、いくつかの手順を踏む必要があります。

以下では実際にTDACを取得する方法や手順・必要となる情報などを解説していきますので、確認しておきましょう。

オンラインフォームの提出

専用ウェブサイトにアクセスしたら、フォームに必要事項を入力していきましょう。

入力する内容は以下となっています。

  • 旅行者の個人情報(氏名、生年月日、国籍など)
  • パスポートに記載されている個人情報
  • 滞在先の住所
  • タイでの滞在期間・フライト情報
  • 健康に関する情報(入国前2週間以内に滞在した国名を記入する)
  • メールアドレス

フォームに入力した内容を確認して、誤りがなければ、申請を送信します。申請が完了すると、TDACがデジタル形式で発行されます。

登録したメールアドレスに届いた確認メールを用意

オンラインフォームに入力した内容を確認して誤りがなければ、申請を送信します。

タイ政府は、提出された情報を確認して問題がないと判断したら承認を出します。

承認が下りたら、登録済みのメールアドレスにメールが届いているか確認しましょう。

現地にてデジタルカードを提示

タイに到着して入国審査に進む際、カウンターでTDACのデジタルカードを提示してください。

カードの提示ができないと、入国できない可能性がありますので、必ず事前に準備をしておきましょう。


以下の動画ではTDAC申請の簡単な流れが紹介されているので、今回の記事とあわせてぜひチェックしてみてください。

TDAC(タイデジタル到着カード)に関するよくある質問

タイの空港

TDAC(タイデジタル到着カード)については、まだ様々な疑問点があるという方も多くいらっしゃるでしょう。

そこで以下ではTDACに関するよくある質問を紹介・お答えしていきますので、タイへの旅行を検討している方は参考にしてみてください。

TDAC(タイデジタル到着カード)はいつから取得できる?

まず、先述したようにTDACは2025年5月1日以降からタイの入国に必須となるカードです。

取得自体は、入国予定日(到着日)を含んだ3日前から可能となっています。

例えば、5月10日に入国したいと考えている場合、5月7日から取得が可能です。

TDAC(タイデジタル到着カード)取得には費用がかかるの?

2025年4月現在では、TDACの取得には費用がかからず、無料となっています。

しかし、今後取得にあたって費用が発生する可能性もありますので、事前に公式サイトから情報を確認するようにしましょう。

グループ旅行でもTDAC(タイデジタル到着カード)に登録できるの?

複数人でタイに旅行する予定の方もいらっしゃると思いますが、TDACの取得や登録はグループでも可能となっています。

家族旅行や団体での渡航の場合は、一括でまとめて提出することができます。

オンラインフォーム入力する際、「他の旅行者を追加する」から同行者の登録を行いましょう。

事前に登録できなかったらどうなる?

スムーズに入国手続きを行うためには事前にTDACを取得しておくことが必要がありますが、忘れてしまっていたり、上手く取得ができていなかったというケースもあるかもしれません。

上記のような場合には空港や国境のイミグレーションにあるヘルプセンターに状況を説明して、サポートを受ける必要があります。

しかし、上記は例外的な措置となっていますので、基本的には事前にTDACを取得しておきましょう。

タイの入国の際に必要なものは?

タイのパスポートと航空券

タイを訪れるのが初めてであるという方は、他に何か必要なものはあるのか?タイ独自のシステムはあるのか?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

タイの入国の際に必要なものは以下の通りになっています。

  • パスポート(※残存期間:タイ入国時6カ月以上)
  • 航空券
  • TDAC(タイデジタル到着カード)(2025年5月1日~)
  • 60日以上滞在する場合:ビザ

TDAC以外は、基本的に他の国を訪れる際にも必要となるものとなっていますが、パスポートの残存期間がタイ入国時に6カ月以上あるかどうかをチェックしておきましょう。

また、60日以上滞在する場合はビザの取得が必要となるため、お仕事で長期滞在する場合には申請するのを忘れないようにしましょう。

また、海外で病気・ケガをした際のために、海外旅行保険証書に入っておくことが推奨されています。

タイでは原則的に医療費や追加滞在日の宿泊費が自己負担となっていますので、万が一の時のために入っておくのが良いでしょう。

まとめ|タイに行くならTDAC(タイデジタル到着カード)を取得しておこう

2025年5月1日からタイへの入国の際に必要となるTDAC(タイデジタル到着カード)について解説しました。

紙で入国をするよりも、デジタルツールであるTDACを活用することで入国がスムーズになるため待ち時間も減ることが期待されます。

しかし、事前の準備が必要となりますので、タイへの旅行を考えているという方はあらかじめTDACを取得しておくことを忘れないようにしましょう。

また、タイに行く機会が多いという方の中には、お仕事などの都合でタイへの移住を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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