日本から海外に移住する日本人は20年間連続で増加しており、現在では約130万人の日本人が海外に移住をしています。
海外移住を考えている方は永住権の取得やビザを取得する必要があります。
そこで今回は、海外移住で永住権やビザが取りやすいと言われている国について、ビザの種類や費用を分かりやすく解説します。
それぞれの国で永住権を取得するための費用や注意点についても解説しているため、ぜひ最後までご覧ください!
海外移住で永住権やビザが取りやすい国5選
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海外移住で永住権やビザを取得するためには様々な手続きはありますが、比較的に取得しやすい国があります。
それでは早速、日本人の移住先として人気の国の中でも、永住権やビザが取りやすいと言われている5つの国について、それぞれの魅力やビザ取得の条件を詳しく解説します。
事前にビザについてや永住権について知っておくことで、スムーズに申請をすることが可能です。
ディアライフby RENOSYは永住権やビザが取りやすい国である「タイ」の住まいに関するプロフェッショナルです。
これからタイに移住・永住を考えている方のお住い探しにぜひディアライフby RENOSYをご活用ください!
永住権やビザが取りやすい国|タイ
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日系企業が多く進出しているタイは、移住先として人気の国です。
親日家が多いため暮らしやすく、物価も安いため、日本と同じ給料でも比較的リッチな生活を送ることができます。
日本人街や日本人居住率100%のマンションなどもあり、場所によっては日本と変わらない環境で生活を送ることができるでしょう。
ここからはタイに移住できるビザの種類や費用、タイの永住権を取得するための費用や注意点について解説をします。
タイに移住できるビザの種類や費用
タイに移住する際に取得できる主なビザは、以下の通りです。(2024年11月時点)
ビザの種類 | 概要 |
ノンイミグラントB | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
ノンイミグラントED | 留学ビザ(留学先を通して取得する) |
ノンイミグランㇳO | リタイアメントビザ、家族ビザなど |
ノンイミグラントLTR | 長期移住者ビザ |
就労を目的とするノンイミグラントBの場合、ビザの申請料はシングルエントリー(出入国可能回数1回)で10,000円です。
タイではデジタルノマド向けのビザが新しくできたり、ビザ免除の日数も拡大しているため、日本人移住者や永住者が多く暮らしている国です。
タイではビザによって必要な条件や費用が異なるため、下記の記事と合わせてご覧ください。
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タイの永住権を取得するにはいくらかかる?
タイの永住権を取得するためには様々な条件があり、これまでにノンイミグラントビザを取得していて、3年間タイに住んでいることが基本的な条件になります。
タイの永住権の申請期間は毎年12月前後の期間で2週間〜1ヶ月ほどの申請期間しかないため、忘れないようにしましょう。
タイの永住権は申請料に7,600バーツ(約30,000円)、承認されると追加料金で191,400バーツ(約765,000円)の費用がかかります。
タイの永住権を取得する時の注意点
タイの永住権を申請してから取得するまでには長い期間を要する必要があるため、注意してください。
さらに、タイの永住権を取得しても土地を購入をすることはできないため、コンドミニアムの部屋を購入することしかできません。
そこで日本人移住者はタイへ5年以上の在住が可能な「タイランド・プリビレッジ」に加入される方が増えています。
タイランド・プリビレッジは年齢制限がない誰でも入会が可能な外国人向けの滞在者プログラムです。
RENOSY Thailandはタイランド・プリビレッジの入会をサポートしています。
リーズナブルで新しいメンバーシップも紹介しているため、タイに長期滞在や永住を考えている方はお気軽にご相談ください。
永住権やビザが取りやすい国|マレーシア
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東南アジアの中心に位置するマレーシアも、日本人に人気の移住先の一つです。
首都のクアラルンプールはインフラも整備されていて、日本のテレビを楽しむことも可能です。
また、物価も安いため比較的リッチな生活を送ることができるでしょう。
ここからはマレーシアに移住できるビザの種類や費用、タイの永住権を取得するための費用や注意点について解説をします。
マレーシアに移住できるビザの種類や費用
マレーシアに移住する際に取得できる主なビザは、以下の通りです。(2024年11月時点)
ビザの種類 | 概要 |
項雇用パス(Employment Pass) | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
レジデンス・パス(Residence Pass) | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
プロフェッショナル・ビジット・パス(Professional Visit Pass) | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
駐在員の配偶者・子供の滞在ビザ(Dependent Pass) | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
学生ビザ(Student Visa) | 留学ビザ(留学先を通して取得する) |
マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H) | 長期滞在ビザ(マレーシア国内に定期預金をすることで取得できる) |
特に人気があるのは、5年間の長期滞在が可能なMM2Hビザです。
MM2Hビザは35歳以上が申請できるビザで、経済的証明が必要になる他、ビザ発給費は500リンギット(約15,000円)/年、処理手数料として申請者は5,000リンギット(約155,000円)、帯同者は2,500リンギット(約73,000円)が必要になります。
2024年2月からは新規申請を受け付けていないため、申請をしたいときには逐一チェックしましょう。
マレーシアの永住権を取得するにはいくらかかる?
マレーシアの永住権ビザは、マレーシア人と婚約している長期ビザ保持者を対象にしていて、さらに5年以上継続してマレーシアに居住している必要があります。
また、5年間マレーシアに居住をしている投資家や専門家が対象になります。
そのため基本的にマレーシアに移住をする時は、永住権を取得するよりもビザを取得して移住をすることがおすすめです。
マレーシアの永住権を取得する時の注意点
マレーシアの永住権を取得する時の注意点は投資家や専門家が永住権を取得するには、費用が高額です。
マレーシアで投資家として永住権を取得するためには、200万USドル(約3億円)が必要になります。
以前よりも円安の影響で高額になっているため、事前に調べておきましょう。
永住権やビザが取りやすい国|フィリピン
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東南アジアのなかで特に日本に近いフィリピンも、移住先として人気があります。英語を習得するための語学留学先としても人気です。
温暖な気候で物価も安く、日本人街もあるので比較的暮らしやすいです。
ここからはフィリピンに移住できるビザの種類や費用、タイの永住権を取得するための費用や注意点について解説をします。
フィリピンに移住できるビザの種類や費用
フィリピンに移住する際に取得できる主なビザは、以下の通りです。(2024年11月時点)
ビザの種類 | 概要 |
雇用ビザ(Prearranged Employee Visa) | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
学生ビザ(9F) | 留学ビザ(留学先を通して取得する) |
特別投資家居住ビザ(SIRV) | 投資ビザ(必要な資格と投資額を維持できる限り、無期限の居住権が与えられる) |
リタイアメントビザ(SRRV) | 長期滞在ビザ(フィリピン国内に定期預金をすることで取得できる) |
APECO特別永住権プログラム(ASRV) | 永住権(地域の振興開発事業プログラムに参加することで取得できる) |
ビザの申請手数料は、就労先が上位1,000社以上で有効期限1年の場合、10,630ペソ(約76,000円)です。
フィリピンの永住権を取得するにはいくらかかる?
フィリピンの永住権を取得するためには結婚用・永住居住査証ビザ、特別居住退職者ビザ、APECO特別永住権のいずれかを取得する必要があります。
結婚用・永住居住査証ビザは1,500〜2,500ペソの申請費用のみで永住権を取得することができます。
特別居住退職者ビザは2万米ドルの預金と50歳以上の年齢制限があり、フィリピンのAPECO特別永住権は年齢制限がなく、各国の永住権の中でもリーズナブルな2万米ドルの投資と登録費用(150万円~200万円)で取得することができます。
フィリピンの永住権を取得する時の注意点
フィリピンの永住権を取得する時は預金や年齢制限について注意をしなければなりません。
フィリピンの銀行口座が必要なため開設をするようにしましょう。
さらに年1回は更新をする必要があるため、取得をした後にも更新をするようにしましょう。
永住権やビザが取りやすい国|台湾
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親日家が多いことで知られる台湾も、移住先として人気があります。日系企業も多く進出しているので、働き口も見つかりやすいです。
治安も比較的良いので、家族での移住にもぴったりです。
ここからは台湾に移住できるビザの種類や費用、タイの永住権を取得するための費用や注意点について解説をします。
台湾に移住できるビザの種類や費用
台湾に移住できるビザは4種類あります。
台湾に移住する際に取得できる主なビザは、以下の通りです。(2024年11月時点)
ビザの種類 | 概要 |
停留ビザ(VISITOR VISA) | ビジネスビザ、留学ビザ、リタイアメントビザ |
居留ビザ(RESIDENT VISA) | ビジネスビザ、投資ビザ、家族ビザ、留学ビザ |
ワーキング・ホリデービザ(WORKING HOLIDAY VISA) | 旅行や社会見学を目的としたビザ |
就業金卡(Employment Gold Card) | ビジネスビザ |
台湾のビザ申請費用は、日本円で6,800円〜17,800円です。シングルかマルチかによって異なります。
台湾の永住権を取得するにはいくらかかる?
台湾の永住権を取得するためには、台湾に5年連続で居住をし20歳以上であることが条件です。
台湾の永住権の取得にかかる費用は税込みで148,500円以上かかります。
円安の影響で費用は異なるため申請をするときにはチェックしましょう。
台湾の永住権を取得する時の注意点
台湾の永住権を取得する時の注意点は審査期間の長さと申請書類の多さに注意してください。
台湾の永住権を取得するまでは約4ヶ月ほどかかり、書類は30枚ほど申請に必要です。
申請に必要な書類を集めるだけでも大変な労力になってしまうため、永住権を申請するまでにコツコツ書類を作成しましょう。
永住権やビザが取りやすい国|オランダ
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ヨーロッパの中でも比較的治安が良いとされるオランダも、日本人の移住先として人気です。公用語はオランダ語ですが、ほとんどのオランダ人が英語も話せるため、英語さえ話せればそれほど困ることはありません。
日本と同じく四季があり、美しい自然の景色を楽しめるのがオランダの魅力です。
ここからはオランダに移住できるビザの種類や費用、タイの永住権を取得するための費用や注意点について解説をします。
オランダに移住できるビザの種類や費用
オランダに移住する際に取得できる主なビザは、以下の通りです。(2024年11月時点)
ビザの種類 | 概要 |
企業内転勤(Intra-Corporate Transferees:ICT) | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
知的労働者(Highly-skilled migrants) | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
普通労働者(Regular Paid Work) | ビジネスビザ(就労先を通して取得する) |
個人事業主ビザ(Dutch-Japanese Trade Agreement) | ビジネスビザ(オランダ国内でビジネスを始める場合に取得できる) |
永住権 | 長期滞在ビザ(オランダに5年以上居住していることなどが条件) |
オランダのビザ申請費用は、日本円で40,000円程度です。
ただし、個人事業主としてビジネスを開始する場合は、日本円で約650,000円程度の投資資金が必要です。
オランダの永住権を取得するにはいくらかかる?
オランダの永住権を取得するためには継続して5年間の滞在と収入要件を満たしている必要があります。
オランダはEU加盟国なので永住権の申請をするときには、まずはEU永住権の取得条件を満たしているか確認しましょう。
オランダの永住権の収入要件は以下の通りです。
自身の収入
SV給与総支給額(休日手当なし):月額 € 1,448.58
SV給与総支給額(休日手当あり): 月額 € 1,564.47
オランダの永住権を取得するためには費用よりも安定した収入を獲得することの方が難しいです。
オランダの永住権を取得する時の注意点
オランダの永住権を取得する時はオランダの永住権を取得することができても、審査で条件を満たしていない場合にはEU永住権の認可は降りません。
そのため、EU永住権の条件についても確認しておきましょう。
EU永住権はEU加盟国で長期滞在をすることができる許可証で、EU加盟国の市民権を有している場合には3年以上住むことで取得することができます。
このEU永住権があることで、EU加盟国での最長6年間の居住や就労をすることが可能です。
永住権やビザの取りやすい国|まとめ
今回は、日本人の移住先として人気の国の中でも、特に永住権やビザが取りやすいと言われる国について紹介しました。
駐在員として移住する場合には、就労先を通じてビザを取得することになるため、社内の担当部署に確認をとってみてください。
定年退職後の移住についてはリタイアメントビザの取得が必要となり、留学の場合は学生ビザの取得が必要になります。移住の目的に合わせて、必要なビザの種類を確認しておきましょう。
日本人移住者が多いタイも、ビザが取りやすいと言われている国の一つです。日系企業が多く、日本人街や日本人向けスーパーなども充実しています。
ディアライフby RENOSYでは、タイに暮らす日本人向けの物件を数多く取り扱っております。物件のご案内は日本人スタッフが担当いたしますので、初めての外国移住という方も安心です。
ご案内の際には、タイでの生活に関する情報や物件の周辺情報なども合わせて紹介させていただきます。タイへの移住をお考えの方、物件選びにお悩みの方は、ディアライフby RENOSYまでお気軽にご相談ください。
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