バンコクへ移住する方や、駐在することが決まった方は、バンコクの引越しに対応している業者を探す必要があります。新たな地での生活を気持ちよく始めるためにも、日本からバンコクまでの引越しは安心して任せられる業者を選んで依頼しましょう。
そこで今回は、バンコクへの引越しにおすすめの業者や、日本からバンコクへ引っ越す際の手順を紹介します。
目次
バンコクで日本人におすすめの引越し業者は?
バンコクへの引越しは、日本だけでなくバンコク現地に到着してからも、日本語が通じるスタッフが対応してくれる引越し業者を選ぶのがおすすめです。
ここからは、バンコクに引っ越す日本人におすすめの引越し業者を紹介します。
日本通運
バンコクへの引越しについて、テキパキとした作業と密な連絡が取れる安心感で人気があるのが「日本通運」です。
日本通運の引越しプランには、ダンボール15箱までの荷物量で、自分で箱詰めを行い、船便で輸送する「セルフパック・コンビプラン」と、ダンボールの数に上限を設けず、荷物量に合わせて梱包もスタッフが行い、船便もしくは航空便で輸送するオーダーメイドの「フルパック・スーパー」という2種類があります。
フルパックプランなら、引越し先の住所か確実に連絡の取れる連絡先、フライト情報、パスポートのコピーなど、必要な書類を用意するだけで、後は引越し業者のスタッフにすべて任せることができます。
現地のスタッフも日本語が堪能なため、慣れないバンコクでも安心感があるでしょう。
クロネコヤマト
宅急便で馴染みのある方も多い「クロネコヤマト」は、バンコクへの引越しも対応しています。
サイズごとに決まった個数のダンボールを受け取り、自分で梱包して荷物を引き渡し、バンコク現地へと配送してもらう「海外引越単身プラン」には、ミニマムコース、レギュラーコース、エクストラコースの3種類があります。コースによってダンボールの個数と料金が異なるため、荷物量にあわせて適したコースを選びましょう。
他にも、クロネコヤマトには、荷造りや荷物の運び出し、搬入、荷物の荷解きなど引越し作業のすべてを任せられるプランや、希望のサービスを細かく指定できるオーダーメイドプランもあります。
荷物の搬入や荷解きまで依頼する場合は、日本語が堪能な現地スタッフが立ち会うため、タイ語が分からない方も安心です。
バンコクに引越しするときの手順
日本からバンコクに引っ越すときは、ビザの取得をしたり、免許証を持っている方は国際免許を取得したりなど、海外へ引っ越す手続きを行いながら、引越し作業も進めなければなりません。
ここからは、バンコクに引越しが決まってから新居で荷解きするまでの引越しに関する手順を紹介していきます。
物件探し
バンコクでは日本の様に仮予約が出来ず、手付金(予約金)を入れてお部屋をブロックするのですが、おおよそブロック出来る期日は2ヶ月となります。引越しの輸送にかかる期間も考慮しつつ2ヶ月前から探すことをおすすめします。
また、一人で引越しする方のなかには、引越し作業を先に行い、輸送にかかる期間中にバンコクへ渡航して宿泊施設を利用しながらそのまま物件を探し引越しを完了させるというケースもあります。
いずれにしても、物件を探すときは内見されることをおすすめします。一度バンコクへプレトリップされるか、オンライン内見を利用されるのも良いかもしれません。
引越し業者を決める
引越し業者を決めるときは、どこまで対応してくれるのかなどプランの詳細、料金、サポート体制や輸送にかかる日数などを比較する他、バンコク現地に日本語の通じるスタッフがいるかどうかも確認するようにしましょう。
また、引越し業者によっては食品の輸送ができない場合もあるため、手持ちの荷物で持ち込めない量の食品を送りたい方は、食品の輸送が可能な業者から探すという方法もあります。
荷造り
ダンボールなどの資材は下見の後に渡されるため、引越し業者が下見に来る前に、持って行く荷物と国内で処分する荷物を選別しておきましょう。
依頼するプランによって、荷造りは自分でするか、引越し業者のスタッフに任せるかが異なります。
荷造りを自分で行う場合は、ダンボールが届いてから運び出す日までの間に、バンコクに持って行く荷物を梱包してまとめておきましょう。
荷物の引き渡し・輸送の手続き
海外へ荷物を輸送する際は、通関手続きや書類作成などの作業が発生します。
すべての手続きを代行してくれる引越し業者や、やり方を詳しく教えてくれる引越し業者もあるので、不安がある方はサポート体制の整った引越し業者を選びましょう。
また、荷物の引き渡しの際、輸送保険に加入するか否かを検討することも重要です。引越し業者によっては、引越し作業のときに保険の詳しい説明を行い、その場で契約ができるケースもあります。
現地での打ち合わせ
バンコクに荷物が到着した後、現地で引越し先の住所や配送する日時などの打ち合わせを行います。引越し業者のなかには、数日であれば荷物を一時的に無料で保管してくれるケースもあるため、即日対応できない可能性のある方は事前に確認しておくと安心でしょう。
搬入・荷解き
バンコクでの引越し先が決まったら、預けていた荷物を受け取ります。
引越し業者によって、ダンボールなどの荷物を玄関に運ぶまでのプランや、家の中で荷解きまで行うプランなど、さまざまなプランが用意されています。
例えば、小さなお子様がいる家庭や、その日のうちに荷解きをしてダンボールなどの資材を引き取ってもらいたいという方は、バンコクの現地スタッフが荷解きまで行ってくれるプランを選んでおくと便利でしょう。
また、荷解きを自分で行う場合は、後日引越し業者に連絡をしてダンボールの引き取りを依頼しましょう。ダンボールの引き取り期限が決まっている引越し業者もあるため、事前に確認しておくと安心です。
日本からバンコクへの引越しにかかる費用の目安
日本からバンコクへ引っ越す際の費用としては、日本からの輸出にかかる費用、バンコクでの輸入にかかる費用、関税や輸送の費用などがあります。
引越し費用はダンボールの数によっても異なるため、バンコクに荷物を輸送するときはダンボール10箱で7万円~10万円、15箱で10万円~13万円、18箱で13万円~15万円程を目安と考えると良いでしょう。
最後に
今回は、バンコクへの引越しにおすすめの業者や引越しの手順などを紹介しました。
日本からバンコクに引越しするときは、日本でもバンコクでも、どちらの国でも日本語で対応してくれる引越し業者を選ぶとスムーズに作業が進むでしょう。
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