海外(タイ)不動産投資

海外マンションの投資のメリット・デメリットは?投資におすすめの国は?

海外マンションの投資のメリット・デメリットは?投資におすすめの国は?

日本国内でも注目されているマンション投資ですが、近年、海外の不動産においてもマンション投資を行う方が増えています。

海外不動産投資においては、税金や利回りの面で国内よりもメリットが多く、特に人口増加や経済成長が見込まれる国においては値上がりの期待が高いという特徴があります。

そこで今回は、海外不動産投資の中でもマンション投資に注目し、メリット・デメリットや海外マンション投資におすすめの国について解説します。

海外不動産における「マンション投資」とは?

海外のマンション

マンション投資はそもそも、購入したマンションを貸し出すことで収入を得る不動産投資の方法のことを指します。
中でも海外におけるマンション不動産投資は、「コンドミニアム投資」とも呼ばれています。

コンドミニアムとは?

コンドミニアムとは、部屋ごとに個人オーナーが所有する物件のことで、日本での分譲マンションや集合住宅にあたるもののことです。

キッチンや洗濯機などの必要な設備が備わっていたり、ホテルのようなフロントサービスを提供するコンドミニアムも多く、快適かつ利便性の高い施設であることが特徴です。

海外でマンション投資を行うと、家賃収入を得られるだけでなく、海外に行った際にオーナー自身が物件を利用出来るため、海外へ訪れる機会が多い方の不動産投資先としても人気となっています。

インカムゲイン・キャピタルゲインの両方がある

海外不動産におけるマンション投資は、インカムゲインとキャピタルゲインの両方がある投資です。
インカムゲインは、マンションを貸し出して賃貸経営をすることで得られる収益のことを指します。

借り手を見つける必要がありますが、安定した収益を長期的に得ることができるのが強みです。

一方、キャピタルゲインは、マンションを売却した際に得られる収益のことを指します。

一度に多くの利益を得ることができますが、物価の変動などによって購入時よりも安い価格になることが懸念点です。

マンション投資では、このインカムゲインとキャピタルゲイン2つの収益を得ることが期待できます。

海外マンション投資のメリット

海外マンション投資のメリット

不動産投資においては、投資先や物件の特色によって得られるメリットも様々です。

ここでは、海外マンション投資やコンドミニアム投資をおこなうことのメリットについて解説していきます。

海外マンション投資のメリット① 人口増加が見込まれる地域での不動産投資が可能

近年は日本国内の不動産収益が減少している傾向があったり、少子高齢化の影響によって人口の減少や不動産空室のリスクが高まっています。

一方、海外不動産投資を行う際には、人口増加が期待できる地域のマンション投資を行うことができます。

住宅需要が高まっているエリアでマンション投資を行えば、借り手が見つからずに空室ができてしまうリスクを避けることができます。

人口増加は、住宅需要に強い影響を及ぼしますので、マンション投資を行う際にも注意しておきたいポイントです。

海外マンション投資のメリット② 地域によっては中古物件も価格が落ちない

アメリカをはじめとした先進国では、リフォームなどを適切に行うことで、中古物件でも価格が落ちにくいという傾向があります。

そのため、中古のマンションを購入しても需要が下がりにくく、売却や長期的な運用をしていても価格が安定しやすい傾向があります。

また、アメリカやイギリスの不動産界隈は中古物件での取引が主流となっています。

海外マンション投資のメリット③ 安価で物件を購入しやすい

海外でマンション投資を購入すると、比較的安価に物件を購入できるといったメリットもあります。

特にタイやシンガポールなどの東南アジアは経済成長が進んでいるエリアですが、日本の都市部と比較するとかなり安価にマンション投資を行うことができます。

同じ価格で比較すれば、海外の場合、圧倒的に高級なマンションへの投資を行うことができるでしょう。

海外マンション投資のメリット③ 経済成長が高い国ならキャピタルゲインが狙える

経済成長が著しい国であれば、物価が上がったことによる影響でキャピタルゲインの増加が期待できます。

特に、不動産価格指数が上昇している海外でのマンション投資であれば、大幅なキャピタルゲインの上昇を狙うことができるでしょう。

また、人口増加が期待できる国であれば、インカムゲインを安定して得ることで両方の利益を生むことが期待できるでしょう。

海外マンション投資のデメリット

海外マンション投資のデメリット

もちろん、海外マンション投資にはメリットばかりではありません。

どの国や地域に投資を行うかにも寄りますが、海外マンション投資にはデメリットも存在します。

ここでは、海外マンション投資におけるデメリットを国別に解説します。

先進国のマンション投資のデメリット

先進国のマンション投資のデメリットは主に下記の2つが挙げられます。

  • 大きな利回りは期待できない
  • 購入費用が高い

海外の中でも先進国は、日本同様の利回りでの運用になる国・地域がほとんどであるため、新興国ほど大きな利回りは期待できないとされています。

しかしながら、いわゆるハイリスクハイリターンの運用にはならないため、リスクを抑えた運用を求める場合は先進国でのマンション投資がおすすめです。

また、先述したように先進国は中古物件でも値段が下がらない傾向があります。

そのため、投資用のマンションを購入する際にも、まとまったお金が必要になるため、海外でマンション投資ができる方は少々限られてしまいます。

新興国のマンション投資のデメリット

新興国とは、いわゆるタイなどの国・地域を指し、人口増加や経済の成長が今後も続くと思われている国のことを指します。

先述したように、人口が増加傾向にある地域であれば、住宅の需要も高まるため、海外マンション投資でも十分な利益を狙うことができます。

しかし、新興国のマンション投資にも、下記のようなデメリットが存在します。

  • プレビルド投資で物件が完成しない
  • 融資を受けることが難しい

プレビルド物件とは、建設中もしくは建設前の物件に投資するというやり方です。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、東南アジアを中心にプレビルド物件は注目されています。

建設前であるため、相場より安い価格でマンションを購入できるというメリットもありますが、工事の進捗が悪かったり物件が完成せずにデベロッパーが倒産する可能性などもあります。

プレビルド投資は比較的ハイリスクな投資になる傾向があるので、デベロッパーや不動産会社にどのような企業が参加しているのかなども詳しくチェックするようにしましょう。

また、特に新興国においては、不動産投資をする際に金融機関からの融資を得るのが難しいケースがほとんどです。

そのため、キャッシュ購入できるほどの資産を持っている方やもしくは現地に在住している方でないと、マンション投資をはじめとした海外不動産投資を行うのは難しいかもしれません。

海外マンション投資におすすめの国を紹介

国別に不動産投資の実情を解説

ここでは、おすすめの海外マンション投資先を紹介します。

海外で不動産投資やマンション投資を行う際に、どのエリアを選べばいいのか悩んでいる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

おすすめの海外マンション投資先① タイ

東洋のデトロイトと呼ばれるタイは、外国人による不動産投資が多い国のひとつでもあり、マンション投資をする国年もおすすめです。

タイでは、経済成長に伴って住宅の需要が増加し、今後も不動産価格の上昇が見込まれている地域です。

そのため、日本よりも高いキャピタルゲインを狙えることが、日本人から注目されている理由として挙げられます。

実際に、高架鉄道・地下鉄の延伸や新駅開発で、マンション(コンドミニアム)の建設が急速に増えており、新たな住宅需要も喚起されると予想されています。

また、2020年に固定資産税の徴収税率が9割引き下げとなったため、節税のためにマンション購入を考えている方にもおすすめです。

おすすめの海外マンション投資先② フィリピン

経済成長率が高い東南アジアの中でも、フィリピンは特に成長率や人口増加が著しく、海外不動産投資先として注目されています。

外国人駐在員の需要も高まっているため、マンション投資による利益も見込める地域と言えるでしょう。

他の国と比較してマンションの価格が安いため、投資コストを抑えながらも、ジムやプールが完備されたハイグレードな物件も多いのが魅力です。

日本から4~5時間でアクセスできるため、視察に行きやすいのもマンション投資を行う上でうれしいポイントですね。

おすすめの海外マンション投資先③ アメリカ・ハワイ

日本では観光地として人気のハワイは、海外マンション投資先としてもおすすめの国です。

ハワイでは、安定した不動産の需要があるだけでなく、外国人による不動産所有の制限がなく、自由に売買を行うことができます。

また、ここまででも解説してきたように海外不動産投資では金融機関からの融資のハードルが高いという傾向がありますが、ハワイなら日本の取り扱っている金融機関が複数あり、ローンが組みやすいことも注目されているポイントです。

海外マンション投資のメリット・デメリット|まとめ

ここまでご紹介したように、海外のマンション投資には様々なメリット・デメリットがあります

また、地域によってメリット・デメリットが変動するため、マンション投資を始める前に何を目的に投資を行うのか、どのような利益を得たいのかというゴールを明確にしておくことが重要になります。

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