海外留学をするうえで、費用をできるだけ抑えたいと考えている方も多いでしょう。留学の費用は行き先によって大きく異なりますが、タイは留学先としても人気の国です。
そこで今回は、比較的留学費用が安いと言われている国について、それぞれの特徴や魅力を紹介していきます。
目次
留学費用が安い国おすすめ8選
それでは早速、留学費用が安いと言われるおすすめの国について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
タイ
タイの公用語はタイ語ですが、英語が学べる語学学校もたくさんあり、留学先として人気があります。もちろん、英語だけでなくタイ語を習得することも可能です。
留学にかかる費用の目安は、1ヶ月で15万円〜30万円程度、1年で100万円〜200万円程度です。
タイは日本と比較して物価も安いため、住居費用や食費なども抑えて生活することができます。また、親日家が多いので、暮らしやすいと言われる国の一つです。
年間を通して温暖な気候で過ごしやすく、国内各地には寺院や水上マーケットなど、SNS映えする観光スポットも点在しています。
フィリピン
フィリピンは、東南アジアの島国です。公用語は英語とフィリピン語です。東南アジアで唯一、英語を公用語とする国なので、本場の英語力を身につけたい方におすすめの留学先です。
さらに、留学費用も安く、生活費を合わせてもかかる費用は1ヶ月あたり15万円〜20万円程度、1年で100万円〜200万円程度でしょう。
東京からのアクセスにも優れていて、時差も1時間しかないため、時差ボケを心配する必要もありません。
マレーシア
マレーシアの公用語はマレー語ですが、国民の英語力が高いことで知られています。
スウェーデンにある世界最大級の語学学校、EF(Education First)による調査では、英語力ランキングはアジアで3位(1位シンガーポール、2位フィリピン)です。
首都のクアラルンプールには、全世界から留学生が集まっており、さまざまな国の人と交流を楽しめるでしょう。日本からのアクセスにも優れ、時差も1時間と少ないので、すぐに生活に馴染むことができるはずです。
もちろん、語学学校の学費も安く、物価も低いので、1ヶ月20万円程度、1年間200万円程度の費用で留学することができます。
韓国
近年では、K-POPや韓流ドラマなどの影響もあり、韓国へ留学する日本人が増えています。韓国の公用語は韓国語ですが、韓国国内には英語を学べる語学スクールがたくさんあります。
もちろん、英語だけでなく、韓国語や中国語を学ぶこともできます。
韓国の魅力はなんといってもその近さです。格安航空券を使えば1〜2万円でアクセスできます。「何かあったらすぐに日本に帰れる」という安心感があるのも魅力でしょう。
留学にかかる費用も欧米より安く、1ヶ月で10万円〜25万円程度、1年間で90万円〜200万円程度となっています。
台湾
英語と中国語を同時に学びたい人に人気の留学先が、台湾です。
台湾は親日家が多く、比較的治安も良いので、女子学生1人でも安心して留学できます。
東京から飛行機で約3時間半でアクセスすることができ、時差も1時間です。
台湾は語学学校の費用だけでなく、物価も安いので生活費を抑えることができます。
1ヶ月かかる費用の総額は、15万円〜40万円が目安です。1年間でも120万円〜300万円程度の費用で留学できるでしょう。
スリランカ
インドの下に位置するスリランカは、年間を通して温暖な気候の島国です。
公用語はシンハラ語とタミル語なのですが、英語についても憲法で「連結語(民族の間をつなぐ言葉)」として定められており、生活のなかで使用される機会が多いようです。
仏教国で穏やかな国民性もあり、治安は良好で日本人も生活しやすい環境が整っています。
留学にかかる費用は1ヶ月で10万円〜15万円程度、1年間で100万円〜150万円程度でしょう。
マルタ共和国
マルタ共和国は、地中海に浮かぶ島国です。ヨーロッパ有数のリゾート地で、面積は東京23区の半分程度ととても小さく、有名な観光スポットは留学中にほとんど堪能できるでしょう。
マルタ共和国は公用語として英語が使用されている国なので、本場の英語を習得したい人にもおすすめです。ヨーロッパや南米など世界各国から留学生が集まる人気の国なので、さまざまな国の人との交流が楽しめるでしょう。
留学費用の目安は、1ヶ月25万円〜50万円程度、1年間で200万円〜250万円程度です。
フィジー
フィジーは、南太平洋に浮かぶ333の島々からなる島嶼(とうしょ)国家です。国民の幸福度が非常に高く、「世界一幸せな国」とも言われています。
英語が公用語として使用されており、留学生向けの語学学校も充実しています。費用も欧米諸国より安く、1ヶ月25万円〜40万円程度、1年間120万円〜250万円程度が目安となります。
留学費用を抑える4つのポイント
留学費用を抑えるためには、どのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか。
続いては、留学費用を抑える具体的な方法や気をつけるべきポイントを解説します。
留学エージェントは手数料重視で選ぶ
留学する際に、留学エージェントを利用する方も多いでしょう。
エージェントは、語学学校への入学手続きやビザの申請などを代行してくれるので便利ですが、手数料が高いところもあるので注意しましょう。
いくつかのエージェントを比較して、手数料が安いところを選ぶと、コストを抑えることにつながります。
家賃の安い家を探す
留学中の滞在コストを抑えるためには、家賃を安く済ませることが重要です。
物件はよく調べて、家賃が安いところを選ぶのがおすすめです。日本人が多い語学学校なら日本人同士でルームシェアしてみるのも良いでしょう。
ビザの申請を自力で行う
多くの留学エージェントでは、ビザの申請を代行してくれるサービスがあります。一見すると便利そうですが、このサービスを利用するだけで2万円〜4万円の手数料を請求されてしまうので注意しましょう。
ビザの申請は、できる限り自力で行うことをおすすめします。
事前学習を徹底する
海外の語学学校に1ヶ月通うと、5万円〜10万円程の費用がかかります。事前に英語学習をしておかないと、初級クラスからスタートすることになり、少し学習すれば分かる内容を1ヶ月も2ヶ月もかけて学ぶことになりかねません。
事前学習をしておき、少し上のクラスからスタートしたほうが、短期間で語学力が身につくでしょう。
最後に
今回は、留学費用が安いと言われるおすすめの国について紹介しました。
親日家が多く、日本人にとって住みやすい環境が整っているタイもその一つです。
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物件のご案内時には、タイでの生活に関する情報も紹介させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。