せっかくタイに行くなら、寺院巡りを楽しみたいという方も多いでしょう。
タイは仏教の国なので、国内に3万ヶ所以上寺院があり、なかには世界遺産として登録されている人気の観光スポットもあります。
そこで今回は、タイで人気の寺院をいくつか紹介するとともに、覚えておきたい服装やマナーについても解説していきます。
目次
タイで人気の寺院9選
それでは早速、タイで人気のある寺院について、それぞれの魅力や特徴を紹介しましょう。
ワット・パークナム
タイのバンコクにある「ワット・パークナム」は、アユタヤ時代に創設された歴史ある王室寺院です。
他のワット(寺院)とは一線を画す独自の世界観があり、多くの観光客を魅了しています。
最上階にあるまるでアートのような仏陀の生涯図(仏伝図)の天井画は、インスタ映え間違いなしです。
また、2021年に完成した高さ69mの黄金の仏像は、瞑想の姿勢としては世界で最も高いと言われています。
スリ・マハマリアマン寺院
「スリ・マハマリアマン寺院」もタイのバンコクにあり、インド系の人が多く参拝に訪れるヒンドゥー教寺院です。
ヒンドゥー教の神々が色鮮やかに隙間なくあしらわれた高い門塔が目を惹きます。
寺院内にも壁画が広がりますが、内観は撮影禁止となっているので注意しましょう。
スリ・マハマリアマン寺院はオフィスやホテルが立ち並ぶシーロム通り沿いにあり、アクセスもしやすいです。
ワット・サマーン・ラッタナーラーム
「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」は、幅16m、高さ24mという巨大なピンクガネーシャ像で有名な寺院です。
バンコクから車で1時間半ほどのチャチューンサオ県にあります。
ガネーシャ像の周りにある14匹のネズミの像は曜日ごとに色分けがされていて、自分の誕生日の曜日と同じ色のネズミにお願いごとを祈願します。
地元の人にはもちろん、観光客にも人気の高いスポットです。
ワット・トライミット(黄金仏寺院)
「ワット・トライミット(黄金仏寺院)」は、バンコクのチャイナタウン「ヤワラー通り」の端にある寺院です。
約700年前に造られたと言われる黄金の仏像が祀られているのが特徴です。
この仏像は、以前は漆喰で覆われていましたが、1953年に行われた廃寺「ワット・プラヤーグライ」の取り壊し工事中に偶然落下して漆喰が割れ、中から黄金の仏像が現れたといわれています。
ワット・ベンチャマボピット (大理石寺院)
シー・アユタヤ通りにある「ワット・ベンチャマボピット」は、イタリアから輸入された大理石で建てられていることから、外国人観光客の間で「大理石寺院」として知られています。
ラーマ5世の時代に設計された本堂には、タイで最も美しいと称される「チンナラート仏」が祀られています。
また、「シン」と呼ばれる伝説上の獅子の石像や観光客も実際に叩けるロングドラム、仏像が描かれたステンドグラスや青銅の仏像が並んだ外回廊など見どころが満載で、毎年多くの観光客を魅了しています。
ワット・プラ・ケオ (エメラルド寺院)
「ワット・プラ・ケオ」は、現在のチャクリー王朝を開いたラーマ1世によって、1782年に護国寺として建てられた由緒正しい寺院です。
「エメラルド寺院」の通称でも知られ、祀られているエメラルドブッダは、年に3回、季節に合わせて衣替えします。
タイ全土からたくさんの人々が訪れるほか、タイの観光スポットとしても人気の寺院となっているため、たくさんの人で賑わっています。
ワット・フアランポーン
「ワット・フアランポーン」は、バンコクの中心部のシーロムエリア、サムヤーン駅の近くにある寺院です。
ラタナコーシン時代初期に建立されたと推測されている寺院の内部には、豪華絢爛な装飾が施されており、多くの観光客を魅了しています。
また、境内では、貧しい農家に分け与えるためのウシを飼育しており、餌を与えることで、タンブン(善行を積むこと)につながると言われています。
ワット・パトゥムワナーラーム
「ワット・パトゥムワナーラーム」は、バンコクの中心部サイアムにある第3級王室寺院です。
市内で最も古い寺院の一つとして知られていて、お堂には多くの仏像が祀られています。
現代的なビルとの調和が美しい景観も魅力です。
ワット・サケット
タイのバンコクにある「ワット・サケット」は、アユタヤ王朝(1351~1767年)時代からある古い寺院です。
サケットとは、王が散髪されることを意味する王室用語で、チャオプラヤー・チャクリーがラーマ1世として即位する際に、ここで散髪してから儀式に臨んだと伝えられることに由来します。
小高い丘の上にある寺院で、黄金の仏塔がある丘の頂上からは、バンコク市内を一望できます。
タイの寺院巡りの服装やマナー
タイで寺院巡りをする場合、服装やマナーには注意が必要です。
タイの寺院に訪れる際は、ノースリーブやショートパンツといった露出の多い服は避けましょう。女性はもちろん、男性の場合も、ハーフパンツやダメージジーンズなど、肌が露出される服装はNGです。(寺院によっては、レンタルパンツに着替えなければ入場出来ないところがあります)。また寺院内へは靴を脱いで入館します。
また、日本では「お寺ヨガ」が流行っていたり、お寺の境内でラジオ体操をしている地域もありますが、タイでは寺院でヨガをしたり、踊ったりすることはできません。
ほかにも「女性は僧侶の体や持ち物に直接手を触れてはいけない」というルールがあるので、むやみに触らないように注意しましょう。
最後に
タイには、観光スポットとして人気の寺院がたくさんあります。バンコク市内に位置する寺院もあるので、旅行や駐在中に訪れてみてはいかがでしょうか。
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