微笑みの国・タイは、仏教が盛んで多くの寺院があり、観光地としても人気で、親日国家としても知られています。
タイの物価は日本の3分の2程度といわれており、お料理やエステなどのサービスも安価で受けられるというのも、タイが日本人に人気である理由の一つです。
そんなタイに、駐在員として向かわれる日本人も少なくありません。
今回は、生活の中で欠かせない「タイのコンビニ」についてご紹介します。
タイ・バンコクのコンビニ人気ランキング
タイ・バンコクのコンビニというと、ローカル系では 108Shop、Mini Big CやCJ Expressがあり、日系はセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン等が進出しています。
路面店や複合型マンションの店舗の多くが24時間営業で、日常生活に関わるあらゆる商品を取り扱い、 ATM も設置されており、タイでの生活を支える強い 味方です。
- 1位セブンイレブン
- 2位ファミリーマート
- 3位ローソン
日系のコンビニの中でも突出しているのがセブン-イレブンで、タイのセブン-イレブンは日本の21,402 店舗(2023年2月末現在)に次いで13,134 店舗と店舗数世界第2位となっています。
ビジネスや観光の中心となる首都バンコクにおいては、5,000を越える店舗が出店しています。
東京都内の店舗数が2,881店舗である ことを考えると、その店舗網の拡大ぶりがイメージで きるかと思います。
タイのコンビニ事情
1989年にセブン-イレブンが進出するまで、24時間営業のお店はタイに存在しませんでした。
今では、都心部を中心に24時間営業のコンビニが増えてきています。
もちろんバンコク以外の田舎街にもコンビニは存在しているので、コンビニがなくて困るということはありません。
タイ・バンコクのコンビニの値段は?
タイ・バンコクでのコンビニの値段はいくらなのでしょうか?
ここでは、コンビニで購入されることが多い下記の5つの値段についてご紹介します!
- 水
- ジュース類
- 軽食
- 日用品
- お菓子
※1バーツ=4円で計算しております。
タイのコンビニで購入できるもの|水
- 500ml 6バーツ(20円)
- 1.5ℓ 13バーツ(44円)
タイでは水道水を飲み水として利用できないため、コンビニなどで水を購入する必要があります。
日本のコンビニでは大体100円前後で購入できますが、タイの水は一番安いプライベートブランドのものなら約20円程度で購入できます。
タイのコンビニで購入できるもの|ジュース類
- ビール 33バーツ(132円)
- コーラ 15バーツ (60円)
- コーラ・小 10バーツ(40円)
- ジュース 14バーツ(56円)
- お茶 20バーツ(80円)
ジュース系も、タイのコンビニでは日本よりも安い値段で購入できます。
お茶も日本のコンビニで購入するよりも安い値段で購入できますが、タイのお茶はお砂糖が入っていて独特な味のものもあるため、初めて飲む方はびっくりされるかもしれません。
ちなみに、お砂糖入りのお茶はキャップが緑色になっており、日本人の方も違和感なく飲めるものは白色のキャップで見分けることができます。
飲料系のなかでも、ビールは比較的値段が高い印象がありますが、それでも日本のコンビニよりは安く購入できます。
タイのコンビニで購入できるもの|飲食品
- カップラーメン 10バーツ(40円)
- インスタントラーメン 6バーツ(24円)
あると便利なカップラーメンやインスタントラーメンもかなり安い値段で購入できます。
- サンドイッチ 13バーツ(52円)
- パン 12バーツ (48円)
サンドイッチやパンは日本で販売されているものよりも小さいサイズで販売されています。
そう考えると割高に感じてしまうかもしれませんが、小腹が空いた時に食べられるのが魅力的です。
- ご飯 15バーツ(50円)
食べたいときにさっと食べられるレンジで温めるタイプのご飯も、タイではとても低価格で手に入ります。
日本ではコンビニは割高に感じるものが多いですが、タイのコンビニはどれも低価格で購入できるので、毎日通ってしまう方も多いです。
タイのコンビニで購入できるもの|日用品
- トラベル用リステリン 32バーツ(128円)
- トラベル用男性制汗剤 38バーツ(152円)
- トイレットペーパー 14バーツ(56円)
- 歯磨き粉 14バーツ(56円)
- シャンプー 20バーツ(80円)
タイのコンビニでとても便利なのがこの日用品。
どれも小さいタイプが多く、旅に必要な消耗品が安く購入できます。
お菓子
- タイのじゃがりこ 10バーツ(40円)
- オリコ 30バーツ (120円)
- ビスケット 5バーツ(20円)
- リッツ 13バーツ(52円)
- スニッカーズ 25バーツ(100円)
- コアラのマーチ 20バーツ(80円)
- ポテトチップス 20バーツ(80円)
- アイス 10バーツ〜(40〜円)
お菓子に限ったことではないですが、タイ・バンコクのコンビニには国際的な有名なブランド商品が多数売っています。
日本でも馴染みのあるブランドが多く取り揃えられているため、長期的にタイに滞在する場合でも、おやつなどは日本と同じ感覚で購入できるのは、特にお子様がいらっしゃるご家庭にはうれしいのではないでしょうか。
また、バンコクのコンビニにはプライペートブランドも多く並んでいて、正規のブランドの半値以下で売られていることが多く、おいしくて人気のお菓子もたくさんありますよ!
タイ・バンコクのコンビニは営業時間に注意?
タイのコンビニは24時間営業でしたが、コロナの感染拡大により24時間営業ではなくなった店舗も増えました。
これはコロナ禍で人との関わりを最小限に抑えるために、深夜の外出をできるだけ控えようという目的で2020年4月1日からスタートしたバンコクでのコンビニ等の深夜営業禁止措置の影響です。
コンビニだけでなく屋台やその他のお店も夜中の12時から朝の5時まで閉店になりました。
(バンコク以外の県では、一足早くコンビニの営業時間が短縮されていたところもありました。)
事件・セレモニーなどでコンビニが閉まることも
営業時間での注意でいうと、2014年の軍事クーデターの際も、コンビニなどは開店していませんでした。また、2017年の前国王陛下の火葬式の際も、コンビニが営業しない事態となりました。
事件やセレモニーなどのイベントがあると、コンビニ全店舗が閉まってしまうので、もしそのタイミングでタイに在住することになったら、注意するようにしましょう。
タイ・バンコクのコンビニで利用できるクレジットカード
長期的にタイに行かれる方が気になるのは、「タイやバンコクのコンビニでクレジットカード払いは出来るか」ということではないのでしょうか?
結論からいうと、もちろんタイやバンコクのコンビニでもクレジットカードの利用は可能です!
タイ国内のキャッシュレス決済には、クレジットカード(VISA・マスター・アメックスなど)が使えます。
しかし、クレジットカードのキャッシュレス決済については注意すべきポイントもいくつかあります。
ここでは、タイのコンビニで利用できるクレジットカードやキャッシュレス決済について解説します。
クレジットカードは利用可能だがQR系は基本的に利用できない
バーコードやQRコード決済などを活用した、電子マネーはほとんど利用できません。
唯一使えるのはラインペイ(LINE Pay)ですが、利用金額の引き落とし先はチャージ金額ではなく、JCBクレジットカード決済となるため、クレジットカードを使うのと同様の扱いになります。
ちなみにカード支払いには、合計300バーツ(約1,200円)以上の買い物から利用可能と金額に条件があるため、こちらにも注意が必要です。
300バーツとなると、物価の安いタイではそれ相応の量になります。
単身の旅行者の場合は、ある程度まとめ買いを意識しないと300バーツに到達しません。
今後は少額でも利用できるようになると思われますが、現金とクレジットカードをうまく使い分けてお買い物をする必要があります。
タイ・バンコクのコンビニ事情|まとめ
今回は、タイ・バンコクのコンビニについて解説しました。
タイでも日本と同じようにコンビニが利用できるので、長期的にタイに滞在する予定の方でも安心してすごすことができるのではないでしょうか?
また、今回ご紹介したように、タイのコンビニで販売されているものはどれも日本と比べて安く販売されているものが多いです。
コンビニなら移動の途中でも気軽に利用することができますし、タイならではのものから日本に馴染みのあるものまで幅広く取り扱っているので、ぜひタイに行く際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
RENOSY Thailandでは、タイのバンコク・シラチャを中心に、日本人の方向けの賃貸をご紹介しています。
「タイにしばらく仕事で行くことになったタイでの生活が不安」
「タイに行く前に準備しておくべきことを知りたい」
とお悩みの方は、ぜひ住まいと一緒にRENOSY Thailandへご相談ください!