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タイで治安の悪い場所と良い場所は?女性にとっては危険な国?

タイで治安の悪い場所と良い場所は?女性にとっては危険な国?

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タイに移住することが決まった方にとって、気になるのが治安ではないでしょうか?日本は治安がよく、女性の夜の一人歩きも比較的安全ですが、タイはどうなのでしょう。

今回は、外務省のHPを参考に、タイの最新の治安情報をまとめて紹介していきます。

タイの治安は安全?外務省HPの危険度をチェック

外務省の海外安全ホームページでは、国や地域ごとの危険度を次の3段階に分けて表示しています。

  1. レベル1:十分注意
  2. レベル2:不要不急の渡航中止
  3. レベル3:渡航中止勧告

タイ国内でも地域によって危険度は異なります。レベル2もしくはレベル3に指定されている地域については訪れないようにしましょう。

危険度は時期によっても変わるので、外務省の海外安全ホームページは定期的にチェックすることをおすすめします。

タイでの闇バイトに注意!注意喚起!

タイでの闇バイトに注意!注意喚起!

近年、日本でも問題になっている「闇バイト」はタイでも問題になっています。

現在タイでは日本人就労希望者を好条件の仕事を餌にして勧誘し、タイに到着する時に連絡手段やパスポートを取り上げ、監禁状態の中で不法行為に従事させる事案が発生しています。

日本では言語において問題はないですが、タイでは言葉が通じないことや帰国をすることができない中で犯罪行為をしなければならなくなってしまいます。

これは反社会勢力の犯行が日本での活動だけではなく、海外での活動にも進出しているからです。

タイに行けるからといって闇バイトに応募するのはやめましょう!

タイ国内で治安が特に悪い場所とは?【最新版】

タイ国内で治安が特に悪い場所とは?【最新版】

それでは、タイのなかでも実際にどのような場所が危険度レベル1〜3に設定されているのでしょうか。2024年4月の最新情報をご紹介します。

タイには様々な地域がありますが、事前にどのような地域なのか調べておきましょう。

下記の記事ではタイの基本情報について詳しくまとめているため、ぜひチェックしてください!

タイってどんな国?特徴や文化、生活の様子を解説【基本情報】

【十分注意が必要】レベル1の地域とは?

レベル1とはいえ、危険度が低いとはいえません。日本と比較すると治安は悪いとされていますので、日常生活においても注意が必要です。

これまでタイ国内で危険度がレベル1に設定されていたのは、首都バンコクです。移住する方のほとんどは、バンコクで働き、バンコクで暮らすことになるのではないでしょうか。

首都バンコクは2023年の総選挙で新連立政権が発足し、治安に問題が生じるデモや抗議活動が行われていません。

そのため、2024年4月時点では首都バンコクの危険レベルは解除され、プレアビヒア寺院周辺地域(タイのシーサーケント県とカンボジアのプレアビヒア県との国境地域)はレベル1に設定されています。

プレアビヒア周辺地域はカンボジアとタイの国境地域で世界遺産のプレアビヒア寺院の領有を巡り、両国の主張に相違が生じていました。

2008年にはカンボジアがプレアビヒア寺院を世界遺産に登録したことで、タイは反発し軍事衝突も発生したほどです。

現在では両国は定期的に交流の場を設けて、友好的な関係が構築されつつありますが、プレビヒア寺院周辺地域を訪れる時には注意はするようにしましょう。

【不要不急の渡航中止】レベル2の地域とは?

タイの南部に位置する、ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)については、危険度レベル2に指定されています。

危険度レベル2に設定されているソンクラー県の西部では、イスラム武力勢力による銃撃事件やバイク・自転車に仕掛けられた爆発物の爆発事件がこれまでに発生しています。

そのため、ソンクラー県への不要不急の渡航を中止するように推奨されています。

【渡航中止勧告】レベル3の地域とは?

レベル2に指定されている、ソンクラー県より更に南に位置する、ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)はレベル3です。渡航するのはやめましょう。

タイ南部地域ではタイからの独立を標榜するイスラム武力勢力が存在していて、これまでに爆破事件や襲撃が頻発しています。

死傷者はタイ人だけではなく外国人も広く及んでおり、どのような目的でも訪れるのはやめましょう。

タイで治安が良い場所はある?

タイで治安が良い場所はある?

タイのなかでも特に治安が悪い場所をご紹介してきましたが、それ以外のタイの地域は危険度レベル1〜3に指定されてはいません。

しかし、外国であり、日本の法律も通用しないことから、治安が悪い場所でないからといって、安心し過ぎてはいけません。タイは「微笑みの国」とも称され、安全なイメージが強いですが、注意するに越したことはありませんね。

ここからはタイの中でも治安の良い場所を紹介します。

タイで治安の良い場所|バンコク

タイの首都であるバンコクは危険度レベル1に設定されることがありますが、日本人移住者や海外移住者も多く暮らしているため、タイで治安のいい場所と言えるでしょう。

近年タイのバンコクは「東南アジアのハブ」と称され、先進的な国際都市へと発展しています。

高層ビルや巨大なショッピングモールだけではなく、ナイトマーケットがあり世界中の観光客が訪れています。

バンコク東のスクンビットは高級アパートメントが立ち並び、日本語に対応している病院やスーパーマーケットもあるほどです。

タイで治安の良い場所|チェンマイ

タイの第2都市であるチェンマイも治安の良い場所です。

チェンマイでは伝統的な工芸が盛んな地域として知られており、タイ芸術の拠点と言える場所です。

さらに、観光スポットやショッピングスポットでは英語や日本語を話せるタイ人も少なくはないため、多くの日本人が訪れています。

しかし、チェンマイは大気汚染の深刻化が問題になっており、空気洗浄機の普及が進んでいます。

タイで治安の良い場所|プーケット

タイ最大の島であり、世界有数のリゾート地として知られているプーケットは治安の良い場所です。

プーケットでは年間を通してマリンスポーツを楽しむことができ、様々なマリンアクティビティを楽しむことができます。

このようにタイには治安の悪い場所もありますが、日本人や海外からも多くの人が訪れる治安の良い場所が存在します。

ディアライフ by RENOSYでは日本人が多く暮らしているエリアや周辺地域の治安の良いエリアの物件を紹介することが可能です。

これからタイで移住・駐在される方の理想の暮らしは理想の住まいを見つけることが大切です。お気軽にご相談ください

タイで日本人が犯罪に巻き込まれるケースとは?

タイで日本人が犯罪に巻き込まれるケースとは?

タイで日本人が犯罪に巻き込まれるケースは決して珍しくありません。

人ごみや電車内でバックを切られ、財布を盗まれるスリや置き引き、ひったくりなど盗難の被害に遭うケースが最も多いようです。

スリの被害に遭うのは風俗店が立ち並ぶ繁華街が多い傾向にありますが、置き引きやひったくりは市街のどこでも巻き込まれるケースが多いので注意が必要です。タイの街中を歩くときや、レストランで食事をする際には貴重品をしっかりと管理する必要があるでしょう。

タクシーやトゥクトゥクやソンテオでの被害も

日本人が巻き込まれる犯罪においては、トゥクトゥク(三輪タクシー)やソンテオ(乗合タクシー)の運転手が犯人であったケースも珍しくありません。いきなりタクシーの運転手に刃物で脅され、貴重品を奪われたという事案も発生しています。

さらに、タクシーやトゥクトゥクで日本人観光客がぼったくりの被害に合う方も少なくはありません。

タクシーの配車には「Grab」というアプリがおすすめで、タクシーに乗るときにはあらかじめ料金を確認しておきましょう。

タイで流行している詐欺

タイで日本人が注意しなければいけないのは軽犯罪であり、流行している詐欺には注意しましょう。

タイの街中では日本人観光客を狙った「見せ金詐欺」という詐欺が流行しており、注意しなければいけません。

見せ金詐欺は街中で行われており、親日家を自称し「日本円を見せてほしい」と頼んできます。

お金を出して渡すと巧妙に何枚か盗まれてしまうため、話しかけられても無視をすることが対策になります。

タイで抱きつかれる時にはスリに注意!

タイの街中では夜になると、レディーボーイがあちこちに立っていて、スリの被害に合ってしまうことがあります。

これはタイのレディーボーイに取り囲まれて、抱きつかれているうちに財布をすられてしまうことがあるからです。

そのため、タイで財布を携帯するときにはチェーン付きの財布を持ち歩くかリュックやカバンの奥の方に入れておくようにしましょう。

タイで生活をしていて注意したいこと

タイで生活をしていて注意したいこと

タイは比較的治安の良い国ですが、日常生活の中で気をつけておきたいことがあります。

タイで生活をしていて注意したいことは以下の通りです。

  • タイの様々なマナーを知っておこう!
  • 街中でのスリやひったくりには注意!
  • 女性の一人歩きは危険!夜間は避けること

ここからはタイで生活をしていて注意したいことを解説します。

タイの様々なマナーを知っておこう!

タイで生活をしていてタイ人に対して失礼にならないためにも、タイの様々なマナーを知っておきましょう。

タイ国民のほとんどが仏教徒で街中には寺院も多くあるため、仏教に関するマナーや王室に関するマナーに注意しましょう。

王室に対しての悪口は刑罰に処されてしまうため、日本人でも注意が必要です。

下記の記事ではタイのマナーについて詳しく解説しているため、渡航前にご覧ください。

タイのマナーは日本と違う?タイの礼儀とタブーについて解説

街中でのスリやひったくりに注意!

タイの街中では日本人の旅行者はスリやひったくりから狙われやすいので注意しましょう。

貴重品は肌身離さず携帯をすることが大切ですが、ズボンに入れていて盗難されることもあるのでリュックやショルダーバックの奥の方に入れて携帯しましょう。

また、タイでは車やバイクがよく通っているためバイクでのひったくりも多発しています。

街中で歩いている時にもスリやひったくりの対策をするようにしましょう。

女性の一人歩きは危険!夜間は避けること

タイの警察が発表した犯罪統計によれば、2017年の1年間で強姦事件は2279件も発生しています。もちろん、検挙されていない事件もあるはずなので、実際にはこれ以上に起きているのでしょう。

ちなみに、同じ年の日本の強制性交罪の認知件数のうち、女性が被害者のものは1094件です。タイの人口は6904万人なので、人口当たりの発生件数がどれだけ多いかがわかりますよね。

日本でも女性の一人歩きは安全とは言えませんが、タイでは特に危険です。また、ひったくりやスリ、強盗などの事件も女性が被害者となるケースが多いと言われています。犯罪に巻き込まれないためにも、女性は特に注意が必要です。

タイで暮らすならどこがおすすめ?ディアライフ by RENOSYにお任せ!

これからタイに移住をする方や駐在をする方は、治安の良い場所で理想の住まいで生活を過ごしてほしいです。

タイには日本人が多く暮らしているエリアが存在し、日本人向けのスーパーや日本食レストランもあります。

特にスクンビットやシラチャ、プロンポンは日本人街と呼ばれるエリアになっており、日本語が通じる街になっています。

ディアライフ by RENOSYはお客様のご希望をお聞かせいただき、職場までのアクセスや周辺環境、治安の良さなどから理想の住まいを提案させていただきます。

せっかくタイに住むなら治安の心配をせずに快適な暮らしを実現してほしいと願っております。

ぜひお気軽にご相談ください。

タイで治安の悪い場所と良い場所|まとめ

今回は、タイの治安について外務省のホームページの情報を参考にまとめて紹介してきました。タイの国内には、特に危険とされている地域もあるので、訪れないようにしましょう。

また、首都のバンコクにおいても、スリや置き引きといった金品を狙った犯罪や、女性を狙った犯罪が発生しています。日本人が被害者になるケースもあるので、日常生活を送る上でも十分に注意が必要になります。

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