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タイ・バンコクを走る電車は何種類?乗り方や料金、注意点まとめ

タイ・バンコクを走る電車は何種類?乗り方や料金、注意点まとめ

タイのバンコクで生活するにあたっては、日常的に電車を使うことになるでしょう。日本の電車とタイの電車にはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、バンコク市内を走る電車についてご紹介します。

目次

  1. タイ・バンコクを走る電車は種類?
  2. タイ・バンコクでの電車の乗り方
  3. タイ・バンコクの電車の料金
  4. タイ・バンコクで電車に乗る際の注意点
  5. 【番外編】電車が走る市場がある?
  6. 最後に

タイ・バンコクを走る電車は種類?

バンコク市内には、次の3種類の電車が走っています。

高架鉄道 BTS(バンコク・スカイトレイン)

運営会社であるBangkok Mass Transit System Public Company Limited.の頭文字から、BTSと呼ばれています。1999年に開業した高架鉄道です。スクンビット線、シーロム線の2つの路線があり、バンコク都心部に多くの駅を有しています。

地下鉄 MRT(バンコク・メトロ)

国営のバンコク・高速道路と民間のメトロ社が運営している高速鉄道網です。ブルーラインとパープルラインの2つの路線があり、2つの路線を合わせると54もの駅を有しています。

ARL(エアポート・レール・リンク)

スワンナプーム国際空港とバンコク市内中心部を結ぶ鉄道です。タイ国鉄の傘下組織SRTエレクトリファイドトレインが運営しています。2010年8月23日に開業した、比較的新しい路線です。

タイ・バンコクでの電車の乗り方

タイ・バンコクでの電車の乗り方
それでは続いて、バンコクでの電車の乗り方について紹介します。

基本的には、日本での電車の乗り方と大差はありません。まず、目的地の最寄り駅への行き方をマップアプリや乗り換えアプリで調べます。

ただし、日本のように時刻表はないので、おおよその所要時間しか調べることはできません。

あとは駅に行き、切符を購入して電車に乗るだけです。

タイ・バンコクの電車の料金

続いては、特に利用することが多いBTSとMRTの料金について詳しく説明していきます。

【BTSの料金】

BTSの乗車券には、次の3種類があります。

  • 1回乗車券(16バーツ~59バーツ):目的地までの使い切り切符
  • 1日乗車券(140バーツ):一日乗り放題の乗車券、購入日の24時まで使える
  • ラビットカード(IC乗車券):発行手数料100バーツ、初回チャージ100バーツが必要

※ 1バーツ=約3.5円

観光客であれば1回乗車券や1日乗車券を購入するのが良いでしょう。タイで生活をする方で、BTSの駅の利用頻度が高い場合にはラビットカードを発行しておくと便利です。

ただし、ラビットカードはBTSのみしか利用できません。また、乗車料金の割引などはないので、100バーツは発行費としてかかります。

【MRTの料金】

MRTの乗車券には、次の2種類があります。

  • 1回乗車券(16バーツ~42バーツ):トークンと呼ばれる黒いプラスチック製のコイン
  • MRTカード(IC乗車券):発行手数料30バーツ、デポジット料金50バーツ、初回チャージ100バーツが必要

※ 1バーツ=約3.5円

トークンとも呼ばれる1回乗車券は、購入当日のみ使えます。購入窓口も券売機も混雑していることが多いので、利用頻度が高いならMRTカードを発行しておくと便利です。デポジット料金はカード返還時に返却されるので、実質コストは30バーツのみで発行できます。

ただし、MRTカードはMRTのみで利用可能です。地下鉄の乗車料金も通常料金です。

タイ・バンコクで電車に乗る際の注意点

続いては、バンコクで電車に乗る際の注意点をいくつかご紹介します。

ICカードは共通ではない

バンコク市内を走るBTS、MRT、ARLの3種類の電車にはそれぞれIC乗車券が存在します。ただし、日本のSuicaやPASMOとは異なり、共通で使用することはできません。

いずれの電車にもIC乗車券で乗車するためには、別のカードを持ち歩く必要があるので、少し不便ですね。

駅構内では飲食、喫煙禁止

BTSとMRTでは、駅構内及び列車内での飲食と喫煙が禁止されています。駅の改札口にはゴミ箱が設置されているので、飲食物のごみも持ち込まないようにしましょう。

【番外編】電車が走る市場がある?

バンコクから車で1時間半ほどの場所にあるサムットソンクラーム県には、市場のすぐそばを列車が走るメークロン市場があります。あまりにも列車が近く珍しいということで、近年は観光地としても人気の高い市場です。

バンコクからメークロン市場までは、電車を乗り継いでいくこともできますが、乗り換えが面倒なのでロットゥーというミニバスを利用すると良いでしょう。所要時間1時間半ほど、料金は60~70バーツほどで行くことができます。

最後に

今回は、バンコクの電車事情についてご紹介しました。乗車料金は日本と比較すると安価ですが、ICカードが会社ごとに異なるといった点に注意が必要です。

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