第6章 契約更新・解約(退去)手続きについて
契約更新の手続き
- 更新・退去の通知時期について
更新(退去)通知期限は契約満了日の30・60・90日前のいずれかが一般的です。通知期限が近づきましたら、30日前を目安に弊社より更新期限の案内をメールにてお送りいたします。
お客様が継続して入居をご希望される場合は、あらためて契約条件のご連絡をいたします。
※契約更新の連絡が遅れると契約終了となり退去させられる可能性がありますのでご注意下さい。
※ご案内が届かない場合、送信エラーまたは登録メールアドレスが違うなどの可能性がありますので、お手数ですがお客様相談室までご連絡ください。 - 更新時のリクエストについて
契約更新の際、リクエスト(お家賃、ソファー、エアコンのなどのクリーニング、電化製品の修理など)がございましたら事前にお知らせ下さい。弊社のカスタマーサービス課がお客様に代わって家主に全力で交渉させて頂きます。一般的にはソファー、エアコン、カーテン、洗濯機のドラムクリーニングなどは受け入れられやすく、家賃の値下げ、家具、家電製品の交換は断られやすくなっております。 但し、新築物件の供給過多や景気等で受け入れられる場合もありますので、「断られるだろう」と思い込まずに、もう1年快適に生活して頂くためにも他の要望事項と共にまとめて弊社までお知らせください。 - リクエストの方法
行き違いを防ぐためにお手数でもメール等の書面でお知らせください。ここで最も大事な点は、思い付いた毎に何回にも分けてリクエストをする事は避けるという事です。何度も家主に交渉すると「何で一度に言わないの?」、「まだあるのか?」、「これで終わりじゃないかも。」などの不信感から機嫌を損ねてしまい、リクエストを受け付けてくれなくなってしまうからです。そうなるとなかなかそれ以上の交渉事はやり難くなってしまいますので、「要望事項は明確にまとめて一回で行う」を心がけましょう。 - 契約更新の完了
ご案内した条件でよろしければ「更新契約書類」にご署名頂き契約更新となります。
※物件によっては「更新契約書類」の発行が遅い場合がございますが、その場合は弊社のご予約確認書を先にお送りいたしますのでご安心ください。 - (条件が合わず)引っ越しをご希望の場合
条件が合わず契約を解約する場合、お引っ越しをご希望の場合には下記の解約(退去)の手続きをご参照下さい。
※弊社のライフアドバイザーが、条件に合う物件をご紹介させて頂きますのでお気軽にお申し付け下さい。
ご案内はもちろん無料で承っております。弊社でご成約のお客様はお引っ越し費用も弊社でご負担いたします。
解約(退去)の手続き
- 解約の申し入れは、必ず英文の書面(退去通知書)で行ないます
解約希望のご連絡を頂きましたら、弊社にて『退去通知(英文)』を作成いたしますので、ご契約者様のサイン をいただきました後、家主に提出します。
※解約日がはっきりしない場合や賃借人ご本人様からの通知でない場合は受け付けられません。
※退去通知後の変更・取り消しは原則認められません。 - 解約(退去)通知について
退去通知期限は契約満了の30~60日前までとなります。退去通知が遅れるとその分家賃が発生する場合がございますのでご注意下さい。 (退去通知期限については、事前に賃貸借契約書をご確認ください。) - 退去日について
お部屋を出られる際は弊社のスタッフが退去に立会いダメージチェックをお手伝いさせていただきます。
使用状況により修理などが必要な場合、お客様に原状回復費用としてご請求されます。
ご退去時に入居時にお渡しした鍵を必ずご返却ください。(スペアキーも含みます)
退去際には、お部屋の荷物の置き忘れのないようにお願いいたします。退去後に残置物があった場合は、所有権が物件の家主になりご返却が難しくなる場合がございますのでご注意下さい。
その他の解約
- 解約の申し入れは、必ず英文の書面(退去通知書)で行ないます
電話(ダイレクトライン)・インターネット、新聞、ケーブルテレビなど個人でお申し込み頂きましたサービス につきましては、ご退室までに解約の連絡をお忘れないようお願いいたします。
デポジット(敷金)の精算
- 退去時には使用したお部屋などの原状回復をしていただきます。この費用はデポジット(敷金)と差し引き計算し、余剰金がある場合には返還、不足が生じた場合には不足金額をお支払いいただきます。
- ※原状回復費が発生した場合は、どこまで家主負担にできるか弊社と家主側で交渉します。
- 退去約45日後程度に全ての公共料金と原状回復費の請求書を弊社よりご送付いたします。
デポジットご返金に関しましては、お客様が日本へ帰国後も日本国内の振込手数料のみで送金可能です。
※公共料金が月末締め翌月請求となるためご退去後45日程度お時間をいただいております。 - 上記金額を差し引いたデポジットをご返金、もしくは上記金額が家主側に支払われた場合、全額デポジット
をご返金いたします。ご返金はお客様ご指定の銀行口座(タイまたは日本の口座)へ送金いたします。
デポジットご返金に関しましては、お客様が日本へ帰国後も日本国内の振込手数料のみで送金可能です。
※タイバーツより日本円への換算は送金日のシティバンクのTTBレートにて計算します。
原状回復費(補修費)について
家主によって見積査定の仕方が様々ですので一概にお答えするのは難しいのですが、平均で10,000バーツほどかかるものとお考えいただいた方がよろしいかと思います。
特にダメージがない場合、サービスアパートは補修費用なし、コンドミニアムは2,000バーツ~、アパートは5,000バーツ~となり、アパートは比較的補修費に関して厳しいと言えるでしょう。
お子様がいらっしゃったり、ペットを飼育していたご家庭などはお部屋が傷みやすく補修費は多めに請求されがちです。日本の物件とは経年劣化やダメージに関する事情や考え方が異なりますのでご了承ください。
原状回復費やクリーニング代を抑えるためにも目立つ汚れのないようにきれいに清掃しておくことをおすすめいたします。